幸せ野菜ランチレポート

【歳時食】鏡開きと春の七草

まつのクッキングプランナーの谷口恵里です。

まつのの「幸せ♡野菜ランチ」では、季節歳時に合わせたランチを企画しています。年末の「年越しそば」と元旦のおせちに続いて本日は「鏡開き」、7日には「春の七草」のランチを提供しました。 

【鏡開き】
社内にお飾りした鏡餅。鏡餅には年神様の魂が宿っているとされ、鏡餅はそれを頂くことで年神様の力を授けいただく縁起物。弊社でも1年の従業員の無病息災を願いました。

あずきは、前日からコトコトと炊きました。今回は、お汁粉ではなく、社内からリクエストの多かった汁気の少ない「ぜんざい」です。

少しの塩を入れることがポイント。味が引き締まります。そして1日経ったぜんざいは、汁気が安定して味がなじみ、作りたてよりも美味しくなります。

お餅を餡の絡みを良くするために、お餅は焼いてからお湯に入れ、柔らかくして提供します。 

日本語と中国語で「鏡開き」のいわれを説明。

日本人の従業員からは季節を実感できて嬉しいとの声が、中国籍の従業員からは、日本の文化を知るきっかけになるとの声がありました。 

【七草がゆ】
先週、1月7日には「春の七草」ランチ。

春の七草は、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)。

幸せ♡野菜ランチでは、ロス野菜のセリと蕪も七草にプラス。

多国籍の従業員が働くまつのでは、食の好みもさまざま。七草は、味付けをしたものをおかゆにかけて食べたい!とリクエストがありましたので、ふりかけタイプに仕上げました。七草をごま油、塩、醤油、みりん、鰹節、白ゴマ、生姜と炒め合わせ、食欲がそそる味付けに。
従業員からは、胃腸が疲れていたので体がホッと喜んでいる感じがして美味しい!と、七草は自宅では食べないので会社で食べれて良かった!の声がありました。

1月は、お正月、春の七草、鏡開きのメニューを提供しました。どれも美味しく食べていただけたようです。今年はさらに季節の変わり目を感じ、ちょっとした学びになるようなランチを提供していきたいと思います。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

クッキングプランナー
谷口恵里

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