幸せ野菜ランチレポート

【2020年の健康を祈って】七草粥&鏡開き

新年も早いもので1週間が過ぎ、街に日常の慌ただしさが戻る松の内明け。新年の食の行事の最後となる、七草粥と鏡開きのおしるこを提供しました。

七草粥をいただくのは17日。「せり・なずな・おぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」がよく知られていますが、まつのでは、その日の「もったいない野菜(ロス野菜)」をありがたくいただく七草粥が定番。

今年は、三つ葉、白ねぎ、セリ、レタス

春菊、ルッコラ

白菜での七草となりました。

野菜はどれも細かく刻み、コトコト炊いたお粥にたっぷりと。味付けはシンプルに塩のみです。とろりと柔らかくとろけるお米の優しい甘さと、7種の野菜の香り。冷蔵センターでのピッキング作業で冷えた身体がホッと温まる美味しさです。

保育園は始まりましたが、小学校の始業式はまだ。今日もかわいいメンバーがママと一緒にランチ。

スリランカからのスタッフは、七草粥は「初めて」と小皿に少しだけもらって恐るおそる・・・一口ふくんでみたら「美味しい」とこの笑顔に!

スリランカでも主食はお米。「病気になるとお母さんがお米を柔らかく煮てくれます」とお粥の文化も同じです。日本ではお正月明けに無病息災を願ってお粥を食べること、初めての食体験となったようです。

続いて、1月10日は鏡開き。

年神様がいる松の内の間お供えした鏡餅。松の内が過ぎたら下げて いただき、年神様をお送りします。鏡餅に宿った年が年神様の 力を授けてもらい、一年の無病息災を願う行事です。

まつのキッチンでは、お汁粉に入れるお餅に一工夫。 少量の油で焼いた、パリッと香ばしくもちもちの揚げ焼き餅です。

粒あんの優しい甘さのお汁粉に、おかき風味の焼き餅がいいアクセントになりました。

ほっこりする味わいのお汁粉に心も体も温まります。

年神様の魂が宿っているとされている鏡餅を食べ、今年もまたみんなが元気に頑張れますように。 まつのキッチンは行事食などを通し、スタッフが笑顔になり、次の活力につながるような場所にしていきます。

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