はじめまして!北海道のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島 陽子です。
寒い季節、皆様は地元のどんな野菜を食べてらっしゃいますか?
北海道の冬は畑が雪の下になっていて、野菜を育てることが難しい季節ですが、今回は一足早く春の味覚「タラの芽」をハウス栽培されている北海道砂川市の農家さんを訪れ、見学させて頂きました。
タラの芽は、ウコギ科の落葉低木であるタラの木の若芽。食べると独特の美味しさと軽い苦味があって、「山菜の王様」とも呼ばれています。
砂川市は北海道の空知管内にある街で、札幌から砂川駅まではJRで47分で行くことができます。市内にはお菓子屋さんが多く、国道12号線を中心に広がる「すながわスイートロード」は人気のスポットです。




室松農場さんでは、地元で採れた在来種のタラの木を使用して、タラの芽を栽培しています。
頂芽の収穫を少しだけお手伝いさせて頂きました。タラの木には大きなトゲがあるので、必ず軍手を二枚重ねて作業します。選ぶポイントは、芽の先の開き具合。これが少し開いてきたものを収穫します。選び終わったら、硬い部分が入らないように節目に沿って、タラの木からタラの芽をカッターで切って収穫します。


室松農場さんでは、美味しいタラの芽を作るために、日々挑戦されています。収穫は4月までですが、春からは外の畑で育つタラの木の管理が始まります。初夏には草刈り、11月には落葉した木を1万本以上も取り込むなど、収穫期以外にもたくさんの作業があります。






ぜひ、食卓で旬の美味しいタラの芽を味わってみて下さい。








