ベジフルサポータージャーナル

北海道オホーツクール!北見市の農産物をめぐる旅

まつのベジフルサポーターレポート

北海道のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島陽子です。

 今回は、いま注目のクールな魅力にあふれた「オホーツクール」(オホーツク+cool!)の北見市を代表する素敵な農産物たちをご紹介致します。

かつて世界有数のハッカの産地だった北見市は、今もオホーツク地域の中心都市として栄えています。日本最大の汽水湖サロマ湖とオホーツク海に面した常呂エリアは、オリンピックカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の本拠地としても有名ですね。
北見市は、玉ねぎの作付面積と収穫量が日本一。(農林水産省:わがマチ・わがムラ グラフと統計でみる農林水産業ランキング北海道北見市)。訪れた8月上旬は、北見産玉ねぎの収穫期でした。全国の中でも日照時間が長く降水量は少ない北見は、寒暖差が大きく、野菜類の糖度が上がる自然環境を活かした名産地です。
デガーと言う機械できつね色の玉ねぎを一山に寄せ、収穫機械(ピッカー)で収穫を行います。JAきたみらいでは、全国の消費者の食卓に年間で23万トン(国民1人当たり10玉に相当)の玉ねぎを出荷しているそうです。玉ねぎのスチールコンテナが畑に積み上げられる風景は、北見のこの季節の風物詩です。

今回は、北見に自社農園があり、札幌に人気のハーブショップ「FARMER’S HERB」を展開する「香遊生活」(こうゆうせいかつ)にも伺いました。

香遊生活では、自社農場、加工施設共に有機JAS認証を取得。安心安全な約60種類のオーガニックハーブと約20種類の野菜を栽培しています。

「農業法人 有限会社 香遊生活」代表取締役社長 舟山秀太郎さんと奥様で主席ブレンダーの舟山はるみさんにお話を伺いました。

ハーブ栽培を始めてから20年、有機無農薬ハーブをていねいに手摘みし、農場内の加工施設でブレンドからパッケージ、販売まで一貫して行っています。
ハーブ畑に囲まれた四面テラスの素敵なフィンランドログのハーブショップでは、自分好みの「オリジナルハーブティブレンド体験」を受けることが出来ます。

私もハーブティのブレンド体験に挑戦しました!ハーブの香りをテイスティングしつつ、薬用効果が書かれた一覧表の項目から、今の気分に合わせたハーブを選び、重さを量りながらブレンドします。ハーブの分量やバランスは、プロのブレンダーである舟山さんが手取り足取り教えて下さるので安心です。
とても綺麗で美味しいオーガニックブレンドハーブティが完成!私は「リラックス・ストレス・安眠」の項目から、大好きなオホーツクカモミール、レモンバーム、バジル。続いてコーンフラワーホワイト、マロウ、ハマナスなど色味の綺麗なハーブを選びました。
お持ち帰り用にお好きなネーミングをオリジナルラベルにしパッケージングしてくれるので、思い出になりますね。

舟山秀太郎社長がハーブ圃場を案内して下さいました。有機JAS認定を受けた圃場は管理基準も厳しく、他の土壌等の混入を防ぐため、専用の長靴に履き替えます。
こちらの綺麗な花「マロウ」は、ハーブティにすると青い色が美しいハーブ。雨に濡れると花びらの状態が変化してしまうので、お天気にはとても気を遣います。

こちらはダークオパールバジル。紫バジル、赤バジルなど表現されますが、紫バジルにもいくつか品種があるとのこと。こちらがハーブティにブレンドされると、鮮やかなピンク色のティが出来上がります。
ハーブショップに併設された「Organic Vege Café 葉音」(ハノン)では、自社農場で無農薬栽培された野菜や豆、ハーブのランチメニューが楽しめます。

お肉・魚介などは使用せず、「心と体にやさしい食」をコンセプトに、有機野菜や豆類を中心とした植物性の食材を使用したマクロビオテックの「陰陽調和」そして「身土不二」の考えを基本とした心身ともに喜ぶ料理と空間を提供されています。

季節限定の「本日のエディブルフラワーサラダ」。この日はナスタチウム、ボリジ、ベゴニアなどの食用の花と、香遊生活の立派なきゅうり、サヤエンドウなど新鮮野菜を特製ドレッシングで美味しく頂きました。
夏のイチオシメニュー、「ひんやりトマトの冷製パスタ」。自家製のトマトソースとバジルソースを使ったパスタは、塩分控えめで濃厚なバジルソースとフレッシュなトマトソースが絶妙なバランス。
皆様も機会がありましたら、北見「香遊生活」の美味しいハーブの世界をぜひお楽しみくださいね。

農業王国北海道の中でも、北見市留辺蘂(るべしべ)町は白花豆の生産量が日本一。北海道の生産量の73%がJAきたみらい管内で作付されています。(平成20年度JA調べ
白花豆の花が見頃だったので、留辺蘂町「森谷ファーム」で白花豆の圃場を撮影させて頂きました。白花豆をはじめ豆類は機械作業ができない工程が多く、作業は人の手で行われます。初夏、女竹(めたけ)とよばれる支柱を圃場に立て、こちらの支柱をつたって白花豆はつるを上に伸ばしていきます。 
背の高いつるに咲く、白い清楚なお花がかわいらしかったです。白花豆は、その名のとおりまっ白な豆で粒が大きく、一般的には煮豆や甘納豆などに使われます。圃場では白花豆の鞘も見つけることが出来ました。
ご挨拶させて頂いた「森谷ファーム」代表取締役の森谷裕美さんは、「るべしべ白花豆くらぶ」代表でもあり、留辺蘂町の白花豆のPRや地域活性化への取り組みなど、幅広くご活躍されています。森谷ファームは、森谷さんのお祖父様の代から白花豆を栽培されて70年、試行錯誤を重ねられ、地域の栽培技術を確立されたパイオニアです。玉ねぎの収穫期でお忙しいところ、畑を見学させて頂きありがとうございました。
森谷さんから頂いた白花豆で、「白花豆とハーブソーセージのカスレ」を作りました。カスレとは、フランス南西部の郷土料理で、お豆とソーセージの煮込み料理。白花豆がほくほくして甘くて、幸せな気分になりました。手作りのハーブソーセージには、「香遊生活」のローズマリーベースを加えました。ハーブのいい香りが食欲をそそります。

皆様も機会がありましたら、北海道北見の美味しい農産物をぜひ堪能しにいらして下さい。ちょっと距離が遠いなあ、と思われる方は、この秋北見産の農産物をお近くの八百屋さんで手に取って頂けると嬉しいです。

北海道のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島陽子でした。

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