ベジフルサポータージャーナル

北海道高い糖度で人気「ほべつメロン」収穫スタート 前編

まつのベジフルサポーターレポート

北海道のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島陽子です。

北海道むかわ町穂別特産の「ほべつメロン」をご紹介致します。ほべつメロンは、くっきり美しいネットと濃いオレンジ色の果肉が特徴。糖度は高いもので15.5度もある贈答用としても大変人気の高いメロンです。

鵡川流域の豊かな大地と澄んだ空気に恵まれた穂別地区。メロンはここで日中の熱い日差しと夜の涼しさに熟成を助けられ、上質な果肉の糖度が一段と高められます。

622日、ほべつメロンを生産する穂別の石崎農園に伺いました。昭和25年から穂別で農業を営んでいる石崎農園はメロンのほかに水稲、かぼちゃ、とうもろこし、すいか、きゅうりなど、元気で瑞々しい農作物を35ヘクタールの圃場で育てています。平成元年から栽培されているメロンは、20棟のハウス内で育てられています。

石崎農園を訪ね、収穫まであと1週間というほべつメロンの主な品種である「ルピアレッド」のハウスを石崎代里子さんにご案内頂きました。ハウス内の温度は、普段は2528度の温度で管理し、暑さが必要な時は30度前後に温度を上げるとのこと。今年は寒い日が続き、玉が不揃いになるかと心配されましたが、摘果する果実を見極めて追肥と水加減を工夫し、メロンの大きさもだいぶ揃ってきていました。

こちらのハウスの摘果が行われたのは5月中頃。摘果時のメロンの果形の見極めは、最初から丸いものは扁平になり、少し細長いほうが丸く、細長過ぎると長玉になると見ているそうです。
最盛期になると1100箱~200箱ものメロンが出荷されます。18kg箱でメロン4玉、5玉、6玉入りのサイズを目指し、大きさや形を見極めながら育てます。

天候や温度によって出来が左右されるメロンは「手入れ」も重要で、見た目も美しく甘いメロンを作るのは熟練の生産者さんでも大変な作業。これから急に気温が上がる季節には、ハウス窓の開け閉めはもちろん、地面に根が這うルピアレッドが萎れてしまわないように遊びづるを1本残して若芽を出すなどの手入れをします。萎れてしまった場合は玉に糖度がのらず、そのほとんどが加工用になってしまうそうです。
別のハウスも覗かせて頂くと、まだネットを張る前の若いメロンを見ることが出来ました。「ルピアレッド」は細かくネットの張る品種で、その入り方は温度管理が大切とのこと。
選果の際の良いメロンの見分け方を石崎さんに伺うと、メロンの「きわ」(ヘタの根元の部分)が青いこと、形がまん丸なもの、お尻が開いていないもの。アザのついていないもの。ほべつメロンは、「ほべつメロン生産部会」の共選で「秀」「優」「良」とメロンの品質を選別されています。
お客様が購入する際にみてもらいたいことを石崎さんに伺うと「やはり糖度。そして美味しくリーズナブルな価格でボリュームを楽しんで貰いたいので、4玉入りの箱(8kg入り箱)がおすすめですよ。」と教えて下さいました。

「ルピアレッド」は果肉が硬めの品種ということもあり、収穫したあと、常温で1週間後が食べ頃。食べ頃のメロンは、ヘタが黄色く枯れてきます。食べる30分前に冷蔵庫で冷して召し上がってみて下さいね。

「ほべつメロン」の主な出荷先は札幌と苫小牧。近郊にお住いの皆様、ギフトや自分へのご褒美にいかがでしょうか。道外の皆様も、むかわ町のふるさと納税お礼の品のサイトをぜひご覧ください。今年分の受付は終了しましたが、ご興味ありましたら、問い合わせてみて下さい。
石崎農園では、ほべつメロンのほかにも、糖度が極めて高く、金色の果皮と純白の果肉色が特徴の「レイソル」や「月しずく」など様々な品種のメロンやすいかを栽培されています。農園の直売所に並びますので、穂別を訪れたときは、ぜひお立ち寄りくださいね!

「ほべつメロン」と呼ばれるメロンは、JAとまこまい広域穂別支所ほべつメロン生産部会で共同選果されたものに限定されます。

後編では、622日に穂別支所選果場で行われたほべつメロンの「目慣らし会」を密着リポート致します。各地区代表のメロン生産者が集い、今年の選果基準を協議する大切な会合に、私も立ち合わせて頂きました。ぜひご覧ください。
北海道のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島陽子でした。

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