ベジフルサポータージャーナル

北海道記憶に残る絶品いちご!由仁町「はた農園」さちのか

まつのベジフルサポーターレポート

北海道のベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島陽子です。

厳しい寒さに耐える北海道の2月下旬、北海道空知管内の最南端に位置する夕張山地の清らかな水と馬追丘陵に抱かれた町、由仁町を訪れました。由仁町はた農園 いちご さちのか
豊かな田園都市である由仁町のいちごは、市場関係者の間でも美味しいと評判の特産品です。特に加温施設で栽培され、2月中旬から販売されるハウス栽培のいちごは粒が非常に大きく、高級贈答品としても人気があります。

今回は、由仁町山枡「はた農園」畑 正さんにいちご栽培の秘訣を伺いながら、いちごを圃場を見学させて頂きました。

野菜ソムリエを取得した3年前、八百屋さんで初めて畑さんのいちごを購入し大ファンになった私。その甘さと美味しさが忘れられず、それ以来、旬の時期には由仁町のいちごを頂くのをとても楽しみにしています。

はた農園のいちごは、大小5棟のハウスを使用して作られています。外気温はマイナス10度と極寒の由仁町ですが、ハウスの中はとても温かく、約25度もありました。
はた農園の主な栽培品種は「さちのか」と「章姫」で、主力は「さちのか」。糖度は一番高い時期で17度にもなります。サイズも2Lと大きく、花托(私たちが頂いている赤い部分)の色も濃い赤色でインパクトのあるいちごです。

「さちのかは温度に敏感になんです。だから、常時ハウスに足を運び、冬の間は特に温度管理に気を遣います。」

ハウス内の加温方法はお湯。高床式のいちご畑の土の下には、湯の通るパイプが張り巡らされています。こちらの仕組みも、畑さんが手作りしたもの。冬季は温風ダクトも併用し、温度調節されているそうです。

はた農園では、葉と株の大きさを見て、生育途中で大きくなるいちごを見極め、摘果しています。摘果は、大変手間のかかる作業です。この日も畑さんの妹さんが摘果を行い、畑さんの奥様によって収穫や箱詰めが行われていました。

このように手間ひまをかけて、ヘタは小さいのに1粒がとても大きく、栄養が凝縮されたいちごを作っています。「いちごを愛しがること。手をかけてあげることで、お前たちよくこんなに大きく美味しくなってくれたな。そう思うことで、美味しさが倍増するんですよ。」
いちごの花びらの枚数は通常5枚ですが、畑さんのハウスでは6枚~8枚のものも見つけることが出来ました。花びらの枚数が多いもの、中心の黄色い部分が大きいものは、大きないちごに育つことが多い、と畑さんから伺いました。

「花の香りを嗅いでごらん。かわいらしい品のある、いい香りがするんだよ。」と畑さんに勧められて、私もさちのかの花の香りを嗅いでみました。ふんわりと優しく上品で、うっとりとした気分。花の香りも、いちごの品種ごとに違うそうです。

花の周りをくるくると一周するミツバチ。いちごのめしべとおしべが綺麗に受粉するための大きな役割を担っています。

香りの強い花は花粉も良く出ているそうで、ミツバチも強い香りの花を探して飛び回る習性があります。畑さんも、いちごの花の香りを感じることをとても大切にされていました。
こちらのいちごを育てる上で大変なことをお聞きすると、近年、冬期間の温度変化が著しいことだそう。「特に今年は凍れて(北海道弁で厳しく冷え込むこと)ハチが飛ばなくて、こんなに苦労した年はなかったな。」この時期のいちご栽培には、ミツバチの働きがとても重要だと知りました。
お話好きでお元気そうな畑さんですが、ガンを何度も経験され、現在も闘病生活を送られています。過去に重病を患ったため、目もほとんど見えていません。「目は見えないけれど、人とは違う感性でわかることもあるんですよ。」

何でも始めたら最高レベルを極めるまで諦めないと自負する畑さん。強い信念と豊かな感性は、誰でも簡単には真似できない美味しいいちごを作る秘訣なのかもしれません。由仁町 はた農園 いちご さちのか
食べた人の記憶に残る、甘くて美味しい由仁町「はた農園」のいちごは、北海道由仁町ふるさと納税の特典としてもお申込み頂けます。ぜひ、北海道由仁町の今が旬、絶品いちごを召し上がってみて下さいね。

北海道のベジフルサポーター、野菜ソムリエの福島陽子でした。

 

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