まつのベジタブルガーデン

山梨県ほくとフルーツツアー第2弾【ベリーファーム】

野菜・果物品目レポート

山梨県のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、フリーエディター&ライターの藤原恵里です!

さて、ほくとフルーツツアー の次の目的地は…株式会社マウンテンフーズさんが運営するラズベリー農園「ベリーファーム」

園内には赤く色づいたラズベリーがたわわに実り、いつ見てもその鮮やかな色と可愛らしいフォルムに、女心がくすぐられます!

赤い品種はインディアンサマーヒンボートップ

黄色い実が特徴の ファールゴールドも収穫が始まっていました。

こちらが同社取締役会長の武井眞廣さん

農園を案内してくださったのは山本一徳さん

武井さんがラズベリーの苗木を植えたのは3年前。生食での流通が困難なラズベリーの生の美味しさを味わってほしいと、昨年から観光農園を始め、摘み取り体験の機会を提供しています。

「輸入のラズベリーは防腐剤が塗布してあったり、あまり赤くないものも多い。農薬を使わずに育てたラズベリーの美味しさを味わってほしいし、安全・安心なラズベリーを提供したいと思った」と武井さん。

「ここはちょうど東側の山から風が吹き下りてくるので、風通しが良く、病気を防ぐことができます。栽培に適した環境で、さらに剪定を行って、風の通りを良くしています」と山本さん。

まだ栽培技術が確立されていないため、試行錯誤しながら栽培に取り組んでいるそうですが、虫がつかないようにと、ラズベリーのすぐ近くにハーブのタンジーを植えるなど、武井さんならではの工夫も…!

タンジーはショウジョウバエに対して忌避効果があるそうですよ。

この日はスタッフの方が収穫作業を行っていて…


カゴには真っ赤に熟したラズベリーがいっぱい!一つひとつ手で摘み取るのは本当に大変な作業ですが、同社では、収穫したばかりのフレッシュなラズベリーを使って、加工品づくりにも力を入れており、ジャムは品種別に作っているのも特徴です。

市内の宿泊施設でも料理に使われるなど、ラズベリーは少しずつ地域に浸透し始めています。北杜の特産品として定着するよう、ますます期待が高まりますね。
そんなラズベリーの摘み取りは今月末まで。北杜の旬の味覚をぜひ堪能してください!

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