埼玉県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの柴田妙子です。
今回は夏野菜をつかった「アンティパスト」をご紹介いたします。アンティパスト( Antipassto)って?実は、イタリア語。イタリア料理のコースで最初に提供される「前菜」のことです。ラテン語のanteは〈前〉pastusha〈食事〉の意。イギリスではスターター(Starter)、英語ではアペタイザー(Appetizer)といいます。
イタリアでは肉やチーズ、オリーブ、魚や野菜の酢漬けなどが使われますが、イタリアでは地方によって食材も違うようです。暑い夏にオススメのちょっとオシャレな一品、いや十品!気軽にイタリアン気分で作ってみませんか?オリジナルアンティパストです。もちろん和も取り入れました。
トマトのファルシー、カラフルニンジンピクルス添え
【材料】
中玉トマト 2個 / ピーマン 1/2個 / サラダチキン(市販)50g /
ピーナツ豆腐(市販)1パック / パン粉 適宜 / 塩コショウ 少々
セルフィーユ 適宜
【作り方】
1.トマトは中身をくり抜いて湯むきします。
2.ピーマンとパプリカ、サラダチキンを細かく刻み、ピーナツ豆腐1パックと混ぜ、トマトの中に詰めます。柔らかすぎる場合はパン粉で調節すると、ちょうどいい堅さになります。トマトごと30秒ほど電子レンジで温めます。カラフルニンジンのピクルスを飾り、冷やしてからいただきます。
【ソバの実のガレット】
【材料】
ソバの実 30g / パルメザンチーズ 大2 / バジル 2〜3枚 / ミニトマト 2〜3個
【作り方】
1.ソバの実を茹で、ぬめりをよく洗い流してからパルメザンチーズを加えて、フライパンでこんがりと裏表を焼きます。
2.お好みでトマトソースやミートソースで…バジルの葉、ミニトマトを飾ります。
カラフルニンジンのピクルスは瓶を殺菌して冷蔵庫保存、梅チーズもナチュラルチーズを電子レンジで柔らかくして梅干しを混ぜ込み冷蔵庫保存します。どちらもお早めにお召し上がりくださいね。ソバの実のガレットは焼いてから冷凍保存しておけば、必要な時に食べられますね。生ハムやスモークサーモンは、店頭でも冷凍販売していますから、常備冷凍庫に買いおきしておくと便利です。
ゴーヤのスパム詰め、キャロットラペ添え
【材料】
ゴーヤ 2分の1本 / ポークランチョンミート(スパム)3分の1 / オリーブオイル 小1 / キャロットラペorピクルス 適宜
【作り方】
1.ゴーヤの白い部位をくり抜いきます。1cmから1.5cmほどに輪切りにします。
2.スパムを崩して、ゴーヤのくり抜いた部分に詰め、フライパンで両面こんがり焼きます。
3.お好みでキャロットラペかニンジンのピクルスを添えます。
ポテトミルフィーユ、ソバの実バーグ
【材料】
じゃがいも(メイクイーン) 大1個 / パルメザンチーズ 大3 / ソバの実 20g / トマトソース 大2(ケチャップ可)
【作り方】
1.じゃがいもは8ミリほどの厚さにカットし、卵液にひたし、パルメザンチーズをまぶして、フライパンでこんがりとやきます。三段くらいに重ねておきます。
2.ソバの実バーガーは、ガレットに使用したものと同様にパルメザンチーズを多めに加えてこんがり焼き、ポテトの上ににせます。
3.トマトソースをプレートに敷いて、トマト味で召し上がってください。お好みでクリームソースでも美味です。
カッテージチーズのスモークサーモン包み
【材料】
スモークサーモン 4枚 / カッテージチーズ 小2 / オリーブ 6個
バジル 4〜5枚
【作り方】
1.カッテージチーズをスモークサーモンでお花のように包みます。
2.プレートにバジルの葉を敷き、オリーブを添えます。
ズッキーニとタコのトビッ子和え
【材料】
ズッキーニ 小1本 / タコ 70〜100g / トビッ子 小2 / 塩少々
【作り方】
1.ズッキーニは薄く切り、塩少々を加えて10分ほどおき、しんなりさせます。
2.しんなりしたズッキーニをよく絞り、乱切りにしたたこと、トビッ子と和えます。お好みでわさびや柚子こしょうを加えてもピリッと感がおいしさをさらに引き立てます。
コールラビ、フラワー仕立て
【材料】
コールラビ 小1個 / マグロたたき 大1.5 / トマト 大1個 / トビッ子 少々 / ブロッコリースプラウト 少々 / 塩 少々
【作り方】
1.コールラビは、2ミリほどの薄切りにし、軽く塩をふってしんなりさせます。
2.しんなりしたらよくしぼり、ブーケ型に丸めマグロのたたきを中に軽く詰め、細かく刻んだトマトの上に安定させ、トビッ子を飾ります。涼しげな器に盛るといっそう爽やかにみえます。
梅チーズ玉と枝豆ピンチョスのチコリプレート
【材料】
チコリ 6枚 / ナチュラルチーズ 30g / 梅干し 1個 / ゆで枝豆 15粒
【作り方】
チーズを20秒ほど電子レンジで温め、梅干しを加えてよく混ぜ丸めます。
梅チーズ玉と枝豆のピンチョスを、チコリの上に飾ります。
エビと枝豆のアボカド和え、グリーンサラダと共に
【材料】
中エビ 6尾 / ゆで枝豆 20粒前後 / アボカド 半個 / マヨネーズ 小2
塩コショウ 少々
【作り方】
1.大きめのエビと枝豆をレモン、塩コショウ、マヨネーズ少々を加えてアボカドで和えます。
2.コクのあるアボカドに、グリーンサラダを添えてさっぱりと仕上げます。
ネーブルオレンジ生ハム包み
【材料】
ネーブルオレンジ 半個 / 生ハム 6枚 / ズッキーニ 半本
【作り方】
1.ネーブルの皮を包丁で剥き、小房に分けて(袋は取り除いた方が美味しいです)生ハムで包みます。
2.ズッキーニは薄切りにし、軽く塩を振って10分ほどおいて、しんなりしたら水気を絞ります。
3.プレートに花状に交互に並べて完成です。
トマトがたくさん手に入ったときは、新鮮なうちに冷凍をおすすめします。丸ごとよく洗い、ヘタを取って保存袋で冷凍庫へ。このときトマトの水気を拭き取り、保存袋の空気もしっかり抜きます。冷凍トマトは自然解凍すると組織が壊れて美味しさが半減するので、凍ったまま使うとよいです。頭に少し切れ目を入れると皮がおもしろいほどツルンと剝けます。
埼玉県まつのべジフルサポーター。野菜ソムリエプロ柴田妙子でした。