静岡県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの小櫛香穂です。
蒸し暑さが気になるこの季節、香りのある野菜やハーブでいつもの料理に変化をつけてはいかがでしょうか。今回は爽やかで甘い香りが特徴の「フェンネル」を使った簡単料理をご紹介します。
まずは相性抜群の魚を使って「鰯とトマトとフェンネルのパスタ」
今回は手開きした鰯のソテーと一緒にパスタへ。ハーブに慣れていない方はこのようにトマトを一緒に使うと食べやすいですよ。
丸ごと食べよう!「フェンネルのスープ」
葉も球茎も細かく刻んでスープにしました。香りが豊かなので塩は控えめでも美味しく味わえます。今回はジャガイモと一緒にコンソメスープで仕上げました。
男性や子供もきっと大好き!「フレッシュハーブの自家製ソーセージ」
(材料)
豚ひき肉…500g
フェンネル…葉の部分を適量
塩・砂糖・胡椒…適量
ニンニク…お好みで
(作り方)
1.フェンネルは柔らかい葉を軸から外し手でちぎる。又はキッチンバサミで細かく刻む。ボウルに材料をすべて入れひき肉が白っぽくなるまで手でよく混ぜる。フードプロセッサーでもOK。
2.ラップを広げその上に1を好みの分量のせて細長い棒状になるようキャンディー包みをする。
3.次にアルミホイルを広げ、2をのせ先ほどと同様に包む。この時に端はしっかりをねじる。
4.フライパンに浅く水を入れ3を並べる。蓋をして蒸し焼きにし中まで完全に火を通す。加熱を終えたら冷めて肉汁が落ち着くまでそのままで。完成です。
ハーブに合わせてレモンやケチャップを添えても良いですね。
長期保存にはこちらがおすすめ!「ハーブバター」
作り方はとにかく簡単。細かく刻んでバターに練りこむだけで完成です。保存のためには水気が天敵、洗ったハーブはよく水分を取ってください。冷凍保存も可能で、ワインで蒸した貝に添えたり、魚のムニエルに添えると一味違った香り豊かなおいしさが楽しめます。ニンニクや柑橘ピールなどを一緒に合わせて作るのもおすすめです。
蒸し暑くなる季節、香りのある野菜やハーブが食欲を刺激してくれます。ぜひ食卓でフェンネルを楽しんでみてはいかがでしょうか?
静岡県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの小櫛香穂でした。