ベジフルサポータージャーナル

静岡県食欲をそそる爽やかな香り!久能葉しょうが【後編】

まつのベジフルサポーターレポート

静岡県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの小櫛香穂です。

今回は静岡県久能地区の葉ショウガに密着取材!早朝の収穫後に行われる丁寧な出荷作業の様子をお届けします。

午前7時半、女性スタッフの方々がやってきて、明るい声が作業場内に響きます。この日が初出荷。これから7月の収穫が終わるまで選別や洗浄などの出荷作業が随時行われます。

まずは運び込まれた葉ショウがの束を確認し、必要があれば切り揃えていきます。この切り落とした根の先も美味しくいただけるそう。この地区では袋に詰めた物が地元の産直や軒先に並びます。

次に、葉ショウガの不要な葉を取り除いていきます。さすがベテランの方々、そのスピードと手際の良さに感服しました。

ゴム手袋をした手で一本一本確認しながら…根気のいる作業ですね。

ここまで終えたら紐で括り、乾燥しないよう作業所に設置されている水槽の中へ立てかけていきます。
レインコート、ゴム引きのエプロン、ゴム手袋、アームカバー、長靴、とまるで鮮魚店のような防水対策を行い、作業場の水槽から葉ショウガを運んで、いよいよ洗浄作業です。

高圧の水が打ちつけ、大きな音が作業場に響き渡ります。

この洗浄機は特製のものだそうで、2本のヘッド部分が左右に動きながら水圧で土などの汚れを落とすことができます。これで葉ショウガを隅々まで洗浄していきます。

この作業は川島さんが、手を返しながら洗い残しのないよう、入念にチェックします。

洗浄を終えて、淡いピンク色が鮮やかに。緑とのコントラストがとても綺麗ですね。

洗い終わった葉ショウガが積まれ、ある程度の量になったら、再度紐でまとめます。

ところで、作業の中で幾度となく使われているこの紐。見覚えがありませんか?畳の縁を飾る紐です。1.9メートルほどの長さがあり、とても丈夫なので農作業でもよく使われており、久能地区の生産者も昔からよく使用しているそう。

次は出荷のための計量を行います。
L・M・Sとサイズ分けし、それぞれ100グラムで束ねます(実際には葉の部分を考慮して110グラムで揃えています)。

計測を終えたら、出荷用段ボール箱の長さに、葉を裁断して揃えていきます。

そして、目視による最終チェック。

チェックを終えると最後の作業となる袋詰め。10束ごと次々と詰めていきます。

段ボール箱に入れたら作業終了!早朝のまだ暗いハウスでの収穫作業に、スタッフの方の正確で丁寧な手作業、洗浄作業から計量、箱詰めまで、川島さんの初収穫、初出荷の様子を密着取材でお伝えしました。

主な出荷先は静岡、浜松、東京市場など。この時期に店頭や飲食店などで葉ショウガを見かけたら、それは「久能葉しょうが」かもしれませんね。

最後に、川島隆年さん、和子さんご夫婦、JA静岡の海野真司さんに好きな食べ方をお聞きしたところ、肉巻きや天ぷらもおすすめだそうですが、3人とも声をそろえて「やっぱりそのまま味噌をつけて食べるのが美味しい!」と笑顔。

爽やかな香りとマイルドな辛味に味噌や味噌マヨネーズがよく合います。気温が上がるこれからの季節なら、冷えたビール片手におつまみとして食べるのが最高です!

「久能葉しょうが」は7月中下旬までの出荷となります。ぜひ一度「久能葉しょうが」をお楽しみくださいね。

静岡県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの小櫛香穂でした。

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