まつのベジタブルガーデン

愛媛県情熱の紅い果肉のブラッドオレンジ!

野菜・果物品目レポート

愛媛県のまつのベジフルサポーター 、フードトレンドクリエターやのくにこです。

ブラッドオレンジとは紅い果肉の柑橘の 総称でイタリア原産のまさに今が旬の 柑橘です。ブラッドオレンジジュースと して出回っていますが、実は国産も 栽培され、スイーツに料理にと 幅広く使える優れものなのです。
(黒豆とブラッドオレンジで大人のデザート)

毎年、新しい品種を開発し50種類以上 もの柑橘が栽培されている愛媛県。 今年の注目はブラッドオレンジ。 イタリア原産のブラッドオレンジが 愛媛県宇和島市が一大産地と なっています。

こだわりのブラッドオレンジと栽培して いるのが、宇和島市吉田町にある 清五郎農園の田中保次さん。 畑には13種類もの柑橘がたわわに 実っています。 20歳から柑橘農家を継いだと言う田中 さん。「父は私が3歳の時に亡くなった ので、母がこのミカン畑を守ってくれて いました」と話してくれました。

(美味しいから食べてみてね!と田中保次さん)

多品種の柑橘を作り始めたのは、まだ 10年くらい前から。「今、力をいれて いるのがブラッドオレンジです」と 果皮が濃いオレンジ色のタロッコを 指差して話してくれました。

(ブラッドオレンジ タロッコ)

田中さんが栽培しているブラッドオレンジはタロッコとモロ。先にモロが完熟し はじめ紅い色が濃く出始めます。 3月に入るとタロッコも色づき味も 載ってきます。

(上がタロッコ 下がモロ   2月に入ると紅い色が濃くなる)

ブラッドオレンジとは果肉が紅い柑橘の 総称でイタリアで栽培された品種です。 愛媛県南予地区の温暖な気候と合って 品質も年々向上しています。柑橘は木が年を重ねるほど味が良く なると言われ、田中さんの畑のブラッド オレンジも10年目。「これからどん どん味が載って来るから楽しみです」 と嬉しそうに話してくれました。

(みかん畑の斜面から海がすぐ目の前に見える)

元NHKのアナウンサーの宮川俊二さん が宇和島市出身で、自らブラッドオレンジ大使を名乗り販路開拓に力を注いでくれ ています。12月のクリスマスシーズンに使えたらいい、とアドバイスで早取りの 「アーリーハーベスト」と命名して、東京の有名レストランに売り込んでくれまし た。農協を通してフレンチやイタリ アンの高級レストランへ継ぎ、次と 販路が広がって行きました。

(真鯛とサーモンのサラダに 加えても美味しい)

田中さんの畑のブラッドオレンジの収穫 はもう少し先。「うちの出荷は他より一足遅いのが特徴なんです。 樹上で完熟させるからモロは2月、 タロッコは3月中旬からようやく収穫が 始ります。完熟させると日持ちがしないのが難点ですが、味は載っています。 すぐに食べてもらえば味には自信があります」と田中さんはほほ笑んで いました。収穫後は大型冷蔵庫に保管して5月まで、注文に対応しています。「ブラッドオレ ンジを作りながら販路を考え模索していくのが好き」と話してくれました。 農業を楽しんでいる人の共通点は 販路開拓に意欲的な人が多く 「他人任せにしないで、自らアイディアを出して行動する。 それが楽しくて仕方がない」と目を輝 かせていました。

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愛媛の美味しい柑橘を食べて、健康で楽しい食卓を作ってくださいね。
愛媛県のまつのべジフルサポーター 、フードトレンドクリエーターの やのくにこでした。

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