皆様、こんにちは！
東京都のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、アンチエイジングプランナー友実秀子です。

最近、全国各地でいろいろな観光列車がメディアでも紹介されていますね 。今月は、私の地元・愛媛で人気の観光列車「伊予灘ものがたり」をご紹介したいと思います。

「伊予灘ものがたり」は、愛媛ののどかな風景と地元の食材を使ったお料理を楽しめる観光列車。

• 大洲(おおず)編
• 双海(ふたみ)編
• 八幡浜(やわたはま)編
• 道後(どうご)編

4つのコースの中から、今回は 「双海(ふたみ)編」に乗車しました。

この日は最高気温が30度を超える真夏日でしたが、出発の大洲駅では、甲冑姿の大洲城の職員さんが笑顔でお見送りして下さいました。

車内はクラッシックな褐色のテーブルに洋風のソファ、障子をイメージした窓など、レトロモダンな雰囲気です。愛媛のゆるキャラ「みきゃん」ちゃんも乗車中。

お一人でもカップルでもグループでも楽しめるよう、いろいろな座席が用意されています。ちなみに列車を貸し切ることもできるそうですよ。

発車するとまもなく、予約しておいたお食事が運ばれてきました。

内子杉で作られた特製お重には、地元の素材を中心に内子町の食材をふんだんに使ったお料理が満載。

愛媛のみかんジュースや地ビールで 乾杯して、楽しい旅のスタートです。

お料理を作ってくださっているのは「レストランからり」料理長の片山陽士さん。内子町の道の駅の中にあり、直売所に隣接している「レストランからり」さんならではの地産地消。地元の素材を中心に内子町の新鮮な野菜や果物をふんだんに使ったお料理を提供してくださいます。

「愛媛内子の里山夏川遊びに笹まつり」と題した今回の御献立。

上段は左上から右回りに鰻ざく、オクラと焼烏賊の和風玉子和え、牛蒡の牛肉巻、鮎の南蛮漬け、鯵の柔煮、梅のクリスタルコンポート、南京の煮物茶巾しぼり、もろこしのテリーヌ、中央は焼き茄子と海老の寄せ流し。南蛮漬けの鮎は「レストランからり」さんのすぐ下を流れる小田川でとれる天然の鮎だそう。

私が1番好きだったのは「もろこしのテリーヌ」。

横にしてみると芯の部分がテリーヌになっているんです。トウモロコシがバラバラにならないよう丁寧にかつらむきにして型に入れ、魚のすり身にトウモロコシや卵などを加えて作った液を流し入れて蒸したのだそう。トウモロコシの甘味と優しい味のすり身がよく合います。手間をかけて作られたテリーヌは料理長の愛が感じられる1品です。

下段にはスズキの柚庵焼き、なた豆の花、内子産夏野菜揚げ、ロールキャベツ、トマトクリームソース、鱧寿司笹つつみ。

御吸物は順才と魚そうめん。

列車の中のお弁当とは思えない充実した内容で、愛媛の食材を満喫できました。お食事は2か月に1度変更されますので乗るたびに季節感のある地元の食材が味わえますね 。

車内でいただける和菓子は「霧の森大福」。

愛媛のお茶どころ新宮村で栽培されたお抹茶を餅に練り込み、さらに外側にも贅沢にまぶされた抹茶。抹茶のほろ苦さとこしあんとクリームのほどよい甘味が絶妙にマッチ。ネットのお取り寄せ大賞でも金賞を受賞している話題のお菓子です 。その他、車内では愛媛の地酒の飲み比べ セットやお土産の販売も 。俳句の街・まつやま（愛媛）らしく「俳句ポスト」も置いてありました。旅の思い出を俳句にしてみるのも 風情がありますね。

地元の方とのふれあいも、列車の旅の楽しみの1つ。炎天下の中、沿道から手を振ってくださる地域の方々に心が温かくなりました。停車駅の伊予上灘駅では、こんな可愛い駅長さんと副駅長さんがお出迎え。

車窓からの景色にも癒されますね。

青い空と伊予灘の穏やかな海。

そして、のどかな田園風景。

季節や時間によって変わる、四季折々の車窓からの風景や地元の食材を使った美味しいお食事が楽しめる 「伊予灘ものがたり」 。愛媛に行く機会がございましたら、ご乗車してみてはいかがでしょうか。 
人気の観光列車ですので、お早めに海向きの席とお料理をご予約されるのがオススメですよ。

東京のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ 、アンチエイジングプランナー 友実秀子でした。