まつのベジタブルガーデン

石川県五郎島のブランドいちご『五郎の恋人』

まつのベジフルサポーターレポート

皆さまこんにちは
石川県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエプロの本田智世です。
 
加賀野菜・五郎島金時の産地として 知られている金沢市五郎島地区に『五郎島農園』のブランドいちご『五郎の恋人』があります。
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日本各地に美味しいいちごがありますが「若い人に農業をやってもらいたい!」「夢のある農業、儲かる農業を!」と、ここ石川で新たないちごのブランド化を目指しています。
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五郎島地区では、他にもいちごの栽培を手がける生産者様がいらっしゃいますが、その中のひとつ、滝本農園さん。
今、育てている品種は『アルビオン』いちごは冬から春にかけて花が咲き実を付ける一季なり性と最適な条件(気温)があれば花をつけ収穫できる四季なり性があり
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「アルビオン」は四季なり性でカルフォルニア大学で開発された大きく果皮が固めで色は濃紅色、甘酸っぱいの言葉通り甘さと酸味のバランスがとても良いいちごです。
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日本には主に夏採りいちごとして導入されています。四季なり性はとても繊細で気温が高くなりすぎたり日が短くなると成長が弱くなり、実際には、ハチ等の虫が活躍している時期でないと実が付かないので通年というのは難しいようです。

滝本農園さんは3月下旬に苗を植え、5月頃~収穫。一季なり性のいちごが途切れる時期をメインに栽培されています。

寒い方が味が良くなるが収量は取れない。冬場は日照時間が短く、燃料費もかかる。北陸ならではの苦労もあります。

栄養も与え摘果・摘花し、病害虫に気を付け花の付き方・株の状態をみてバランスをとることが大事だとおっしゃっていました!

「五郎島農園」内藤保英社長(写真右)
「滝本農園」滝本正人代表(写真左)
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「五郎の恋人」を使ってデザートを作ってみました。
ロールケーキの生地には
岩手県のまつのベジフルサポーター 千田広子さんおすすめ小松菜パウダー(製造販売かさい農産)を使って新緑の季節をイメージした鮮やかなグリーンに仕上げてみました。
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五郎の恋人のほどよい酸味が甘みのあるケーキに合 いほんのり小松菜の風味が感じられます。

五郎の恋人は大きく 切っても実がしっかりしているので食べ応えがありました。

五郎島農園では、5月9日に内灘町の
道の駅「内灘サンセットパーク」の売り場を全面改装し リニューアルオープン!
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東京都中央区勝どき「太陽のマルシェ」にも出店された
内藤社長によるボタニカル・マルシェ風 道の駅
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内灘町や県内各地の農産物や加工品に加え、スパイスやハチミツ、ピクルスなど全国各地のオリジナル加工品が「市場風」に並んでいます。
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軽食を取れる食堂やテラスにはテーブルと椅子があり、
カフェで買ったコーヒーを楽しみながら
白山連峰や河北潟、日本海の雄大な風景を楽しめるようになっています。

道の駅から見える内灘町のランドマークとなっている
「サンセットブリッジ内灘」は夜間にライトアップされ辺りをロマンチックな雰囲気に包みます。
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内灘町方面へお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

石川県のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエプロの本田智世でした。

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