大分県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエジュニアオリーブオイルソムリエ、の井上美加です。

今年の夏は本当に暑い夏でした。秋が待ち遠しいです。食欲のない時にでもナスを使ったお料理は不思議と箸がすすみ、我が家ではお味噌汁の具材に毎日登場しましたよ。ナスは秋にも美味しくなりますね。今月はお手軽で、お洒落に見えるナスのお料理をご紹介します！

ナス  大分県産

なすの皮にはナスニンという特有のポリフェノールが豊富に含まれています。強い抗酸化力がありガンや動脈硬化の予防効果があると注目されています。老化予防や美容効果も期待できます。ナスニンにはアントシアニン系色素のポリフェノールであるため眼精疲労にも効果があると言われています。
参考：「オリーブオイルをひとまわし」より

焼きナスはシンプルに頂くのも美味しいですが、ポタージュにしてみました。

焼きナスポタージュ

焼きナス・牛乳・塩少々を入れブレンダーやミキサーでクリーミーにします。仕上げに生クリームをお好みでどうぞ。焼きナスのスモーキーな香りと焼きナスの甘みが牛乳や生クリームととてもよく合うポタージュになりました。頂く時に胡椒を振ると香り高い味わいになります。ナスを花形にくり抜いて浮かべました。(軽くボイルしています)

麻婆茄子

みんな大好きな中華の麻婆茄子。とろりとしたナスをオイスターソース・豆板醤の辛みで食欲もアップします！

ナスのミルフィーユグラタン

ナスの薄切りにハンバーグの肉だねを交互に重ねていきます。フレッシュトマトと一緒に焼くことでフレッシュなソースになりました。また濃い味がお好みならミートソースを挟んでもラザニア風になって美味しいですね。チーズをのせたらブラックペッパー、オリーブオイルをたっぷりかけて200℃のオープンで15分ほど焼いて出来上がり。

熱々のナスのミルフィーユグラタンに自家製バジルオイルをかけてピンクペッパーを振りかけました。

ナスのマリネ

厚切りにしたナスのソテーがポイントです。
ナスの新しい美味しさを伝えたいと思った私のイチオシレシピです。

【材料】
ナス 1本  
トマト 中1個
紫玉ねぎ1/2個
—ピーマン小1個 
お好みのハーブ (今回はタイムを使いました)

【マリネ液】
オリーブオイル 大さじ３ 
ビネガー 大さじ３
はちみつ小さじ1
ハーブソルト少々

【作り方】
1.トマト、紫玉ねぎ、ピーマンは大きめのみじん切りにする。
2.ボールにみじん切りの野菜とマリネ液をあわせて馴染ませておく。
3.厚めの輪切りにしたナスをたっぷりのオリーブオイルで中火で焼き目がつくくらいにソテーします。
4.タッパーなどにソテーしたナスを並べて、ナスが温かいうちに2、のマリネ液にあわせた野菜を全てナスの上にかける。お好みでハーブをのせる。冷蔵庫に入れてお好みの時間冷やして出来上がり。

お好きなパンにのせて食べるのがおすすめです。

ナスのブルスケッタ

ソテーしたナスのとろりとした甘みにオリーブオイルがマッチ！爽やかな旨みが口いっぱいに広がります。たっぷりマリネされた野菜をかけるのがポイントです。

ナスをお洒落にテーブルコーディネート
ナスの旬は６月～９月。一番美味しくなる時期は肌寒さを感じる秋の時期だそう。そして少し手を加えて食卓をお洒落に見せるナスのお料理で楽しんでみませんか。

大分県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ジュニアオリーブオイルソムリエの井上美加でした。