東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロ・冷凍生活アドバイザーの増田智子です。
東京でも街路樹が色づき始め、秋の深まりを感じるようになりました。食欲の秋!全国から選りすぐりの「旬」が詰まった「まつの幸せ野菜ボックス」を使って、簡単なお料理を楽しんでみませんか?
今回のラインアップはこちら
〇KiMiDoRiミックス 福島県 KiMiDoRi
〇カラフルミニトマト 愛知県 とよはし
〇キャベツ 愛知県 とよはし
〇大根 千葉県 君津市
〇あやめ雪かぶ 静岡県
〇ちぢみ小松菜 千葉県
〇ポットベラ 静岡県 長谷川農産
(ジャンボマッシュルーム)
〇パセリ 長野県 信州諏訪
〇じゃがいも「キタアカリ」 北海道 道北なよろ
〇玉ねぎ 北海道 きたみらい
〇人参 北海道 道央えにわ
〇里芋「砂里芋(さりいも)」新潟県 北越後
〇サツマイモ 「パープルスイートロード」 千葉県
〇ラ・フランス 山形県 やまがた
〇りんご「サンふじ」 山形県 さがえ西村山・大江
さあ、早速お料理していきましょう。こちらはあやめ雪かぶ。淡い紫色が美しいですね。
かぶ、人参、大根などの根菜類は、葉付きの場合はまずは葉と根を切り離します。野菜は生き物ですから、冷蔵庫の中でも生きています。葉付きのまま保存してしまうと、美味しく食べたい根のところから栄養が葉へ移ってしまい、水分も抜けてしまいます。
かぶの葉も緑黄色野菜。9~10月の長雨の影響で野菜が高騰しているので、葉物野菜は貴重ですね。葉っぱまで残さず美味しく早めにいただきましょう。定番ですが、我が家では菜っ葉めしにしておにぎりにするのが一番人気。
ポイントは刻んだら塩モミをして水分を絞ってから炒めるということ。火の通りが早く味が決まりやすいですよ。ごま油でパラパラになるまで炒めて、おかかとゴマをたっぷり。最後に麺つゆをちょこっとで味を調えます。メインのあやめ雪かぶはサラダや浅漬けがおすすめとのことなので、簡単に酢漬けに。
1、まずは食べやすい大きさに切って
2、ビニール袋に入れ、塩を振ってモミモミ。
モミモミはお子さんのお手伝いにもおすすめです。我が家では1歳くらいから手伝ってくれています。
3、かぶがしんなりしてきたら、すし酢を入れます。
大人向けにはショウガの千切り。子ども向けにはいつもならはちみつを足すのですが、このあやめ雪かぶはとても甘いので「すし酢」だけで十分でした。
さあ、おにぎりを握って盛り付けましょう。
ちょっと形が面白いのもご愛敬です!
あやめ雪かぶの明るい紫と、かぶ菜の緑色のコントラストがきれいです。
続きましては…「ジャージャーライス」と呼んでいます。
ひき肉とみじん切りのキャベツを炒めて味付けしたもので、夫の実家の味を再現&アレンジし、我が家の定番となりました。「ジャージャー」ライスは炒めているときの音だそう。普段はキャベツばっかりなのですが、今回はせっかく野菜がたくさんあるので、人参、玉ねぎもプラス。お家の冷蔵庫の野菜室にあるピーマンも、じゃがいもも、大根も、、、なんでも入れて大丈夫です。ひたすらザクザクと切ってひき肉と炒めるだけ。
火を通すと野菜はしゅーーっと小さくなるので、お肉の3~4倍は必要です。肉と野菜に火が通ってきたら、トマト系の野菜ジュースやトマト水煮缶を入れます。煮詰まってきたら塩で味をととのえ、薄味くらいにします。たくさん作っておくとアレンジ自在です。
【アレンジ1 】目玉焼きのっけごはんに乗せてドライカレー風(もちろん、カレー粉をプラスすればすぐにドライカレーに)
野菜がどんなに入っていても、目玉焼きを乗せると子どもたちは大喜びでもりもり食べてくれます。せっかくだから今回一緒に入っていたパセリもたっぷりと。
【アレンジ2】マッシュポテトグラタン
蒸して潰したした「キタアカリ」をのせ、チーズをのせてこんがりと焼きました。「キタアカリ」は粉質なので加熱するとホクホクになります。フォークの背で簡単に潰せます。生クリームをちょっと入れて滑らかに。
もう一つ、主役にもなるチーズ焼きです。
【アレンジ3】 ポットベラ(ジャンボマッシュルーム)のステーキ
私も初めて見ました!こんなに大きなブラウンマッシュルーム!
カサの大きさが11センチくらいあります!この大きさを活かして…マッシュルームのカサの内側にジャージャーライスの元を詰めてチーズをかけて焼いてみました。肉汁と野菜、そしてマッシュルームのうまみがじゅわーっとあふれてきます。お酒にも合いそうですね。この「ジャージャーライスのもと」は、パスタにも。まとめて作っておいて、一食ずつ冷凍しておくと、お弁当やママのお昼ごはんにも使えます。冷凍といえば・・・かぶの葉もパセリも冷凍できます。
かぶの葉はよく洗って刻み、冷凍保存袋へ。空気を抜くのがポイントです。使うときは、冷凍のまま汁物に入れたり、炒め物、また菜っ葉飯を作ってもいいですね。パセリは洗ってそのまま冷凍保存袋へ。使うときには、刻まなくても手でパラパラになります。ちぢみ小松菜も茎が甘くておいしいので、スムージー用に冷凍しておきます。
サンふじりんごとラ・フランス。
朝には水とレモン汁少々でミキサーにかけるだけです。すっきりとして小松菜や果物の味わいが感じられました。
意外な食感で楽しかったのはこちら。日本海に面した砂丘で作られるきめ細かな肉質の「砂里芋(さりいも)」。レンジで加熱して柔らかくなったら皮をむき、豚バラ肉を巻いて素麺の衣をつけて揚げました。
外側のパリパリと中のねっとり&もっちりがたまりません。素麺と豚バラの下味の塩みでソースいらず。冷めても美味しく、お弁当にもオススメです。
さあ、最後にデザートを作りましょう。
「カラフルミニトマト」はデザート皿に盛り付けるだけで、見た目も美しくたっぷり甘みもあってまるでデザートのよう。
一工夫するならば…
今回注目食材の「パープルスイートロード」を使ってデザートサンドに。紫イモは甘みが控えめな印象ですが、こちらはスイーツ作りにもぴったり。マッシュポテトと同じ要領で、ふかしたものをフォークでつぶし、生クリームを加えて滑らかに。ラ・フランスとサンふじを挟んでサンドにしてみました。砂糖は入れていません。サツマイモの甘みと果物の爽やかな酸味と甘み。食感。どれも楽しめる満足感たっぷりのおやつとなりました。甘いものが好みの方はちょっとだけ練乳を加えると美味です。
美味しい野菜&果物には、シンプルな食べ方や味つけが一番おいしいと感じます。簡単なお手伝いはお子さんにもできますね。親子で、ご夫婦で、お友達と、大切な人と「まつの幸せ野菜ボックス」を使ってお料理を楽しんでみてください。「まつの幸せ野菜ボックス」はこちらからご注文いただけます。
まつのベジタブルガーデン
http://www.matsunovege.com/smp/
東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエプロ・冷凍生活アドバイザーの増田智子でした。