まつのベジタブルガーデン

東京都新生活に!野菜たっぷり時短おかずとお弁当のヒント

まつのベジフルサポーターレポート

みなさま、こんにちは!
東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエpro・冷凍生活アドバイザーの増田智子です。

春…新生活の始まる時期ですね。進学や就職で初めての一人暮らし。食事作りが大変!と思われている方も多いのではないでしょうか?また、お子さんのお弁当作りに悩むお母さまの声もチラホラ聞こえてまいりました。そこで、今回は野菜たっぷりで簡単にできる時短料理や使い方を冷凍生活アドバイザーの技も取り入れつつご紹介させていただきます。

●まとめて作って時短!

彩りと栄養価の高さからお弁当でもよく登場するブロッコリー。まずは一気に茹でてしまいましょう。少々硬めに茹でるのがポイントです。2~3日で食べきれる分をタッパーに入れ冷蔵庫で保存。サラダに、炒め物に、スープに、お肉やお魚料理の添え物にもさっとプラスすることができます。

すぐに食べきれない分はあらかじめ取り分けて冷凍庫へ。しっかりと水分を切ってラップで包み、冷凍保存袋へ。空気が入らないようにするといい状態で冷凍することができます。こちらもスープにしたり、オムレツに入れたり、オーブン料理、刻んでチャーハン、スムージーにも。時間のない時ほど活躍してくれると思います。

ついでに、茎の真ん中は横にスライスして星やハートで型抜きして冷凍。お弁当やスープの彩りにいいですよ。

まとめ作りにピクルスも便利です。

この日は冷蔵庫の野菜室にあった野菜をどんどん入れてみました。きゅうり、セロリ、ニンジン、黄ニンジン、紫ニンジン、パプリカ赤、黄、ラディッシュ。一口サイズにカットしてお鍋へ。私の作るピクルスはりんご酢、はちみつ、梅酢、ハーブなどのピクルス液をかけてわっと沸かしてしまいます。

野菜の周りが少し透き通ってきたら火からおろして冷まします。お酢も使っていますので、冷蔵庫で1週間くらいは変わりなく食べられるので我が家では常備菜となっています。お弁当や揚げ物の夕飯、晩酌の口休めにもいいですね。ホームパーティーなどにもあらかじめ作っておくことができて大変便利です。

それでも食べきれなさそうな時は、またまた冷凍ワザで。冷凍保存袋に汁ごと入れて冷凍しておくと味もよく染み込みます。  ●夕食のとりわけで時短!

ハンバーグもまとめて作っておくと便利です。

普段の夕飯にハンバーグを作るときは多めに準備して、残りをミニハンバーグに。形をかわいくしてみたり、ブロッコリーやアスパラガス、ニンジンなど野菜を中心に入れてみたり、ピーマンに詰めることもできますよ。お弁当や朝食用にはミニハンバーグを一旦焼いてソースに絡めて一緒に冷凍しておくと、後は温めるだけなので早いです。

生のままのハンバーグだねを冷凍する場合は、きっちりとラップ&冷凍保存袋で。これは冷蔵庫でゆっくり解凍した後にまたハンバーグにしたり、ぱらぱらに炒めてミートソースにも使えます!

お皿に2個盛りつければしっかりとディナープレートにも。こんな時にも茹でておいたブロッコリーは活躍しますね。

もう1品。夕飯から取り分けてのメニューにそぼろ丼です。

鶏のそぼろ、炒り卵。美味しいけれど、これも作るとなるとなかなか手間ですよね。時間があるときにまとめて作っておいて、冷凍保存。これがおすすめです。

1回で使う量をラップに包み、冷凍保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存します。使うときは冷凍のまま電子レンジで加熱できます。ごはんも冷凍できますから、何もないときの最終手段にとっておけますね。そぼろと卵の色だけでは彩りにも欠けるので青菜をプラスしました。

こちらは、ピクルスで使ったラディッシュとセロリの葉をちりめんと一緒に炒めた簡単ふりかけ。ごま油をきかせてゴマたっぷりが我が家流です。

セロリのほろ苦さが大人にはちょうどいいい感じ。冬には大根やカブの葉もおいしいです。

さて、では実際にお弁当を詰めてみましょう!

「冷凍ミニハンバーグとチーズトーストのお弁当」

冷凍ミニハンバーグはソースごと冷凍しておくので、電子レンジで温めたらそのままお弁当箱へ。冷凍してたブロッコリーときのことコーンはさっとバターで炒めるだけ。レンジで火を通したジャガイモに青のりをふり、トースターで焼いたチーズトーストを食べやすい大きさにカット。ピクルスはまとめて作ったものを詰めるだけ。フレッシュな果物も添えました。

「そぼろおにぎりと野菜たっぷりのお弁当」

そぼろご飯はお弁当ではこぼれやすいので、おにぎりにするのがおすすめです。ほうれん草のお浸し、ひじきの煮もの。これもまとめて作っておけば冷凍できますね。煮物の大根、ニンジンも冷凍しておくと味が染み込みやすくなるので短時間でささっと作ることができます。ついでに、きゅうりの塩もみも冷凍でした。

お弁当に冷凍食品を使うなんて手抜き!と思われる時代もありましたが、自分で作った冷凍品なら安心して食べられ、時短料理には最適です。いづれも長期保存には向きませんが、冷蔵庫に入れておくよりずっと日持ちします。上手に使って、美味しい食卓、お弁当作りに役立てていただければと思います。

東京都のまつのベジフルサポーター・野菜ソムリエpro・冷凍生活アドバイザーの増田智子でした。

 

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