皆さま　こんにちは！
富山県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ジュニア食育マイスター明野依里佳（あけのえりか）です。

今日は富山の「冬瓜」について紹介いたします。夏が旬の野菜ですが、日持ちが良く、冬まで貯蔵可能なことから「冬瓜」と名づけられました。富山では「冬瓜」を「かもり」と呼びます。  富山で「かもり」といえば、丸いリンゴ型の瓜です。外皮は濃い緑色で、皮の表面に白い粉をふいています。

富山で栽培された農産物を扱う、農産物直売所で販売されていました。しかし近年では、こちらの「かもり」の栽培は減ってきているようです。

「姫冬瓜」（外皮が緑色の冬瓜）がたくさん販売されている中に、こちらの品種は１つだけ。写真のものは小ぶりのものですが、大きいものは１０ｋｇを超えるものも。最近では、手頃の小さなサイズのものの方が好まれるそうです。

カットされていたものを購入しました。こちらは１/８個分のものです。重さは約１.５ｋｇありました。なので、全体で１２ｋｇ！とても大きい「かもり」です。こちらの「かもり」を使って、甘酢漬けを作りました！

材料（４人分）

• 冬瓜 ２５０ｇ（皮とタネを除いたもの）
• 塩 適量
• 調味料
  　　砂糖 大さじ１
  　　酢 小さじ１・１/２
  　　醤油 小さじ２/３

作り方

1. 冬瓜を薄切りにして、塩をふりかけ、１０分おく。
2. １．を洗い流し、水気をきる。（ギュッとしぼる。）
3. ボウルに冬瓜と調味料を入れて混ぜ合わせ、１０分おいて完成。

冷蔵庫で冷やすと、さっぱりして、食欲が落ちてしまいがちの夏にピッタリの一品です。

続いては、富山では定番の料理「かもりとひき肉のあんかけ」

私は子供の頃からこの料理が大好きです。冬瓜と豚挽き肉を醤油の味で、あんかけに！

「姫冬瓜」を使った和え物レシピもご紹介いたします。

-冬瓜とホタテのマヨネーズ和え-
材料（２人分）

• 姫冬瓜 １/８個
• ホタテ貝柱（缶詰） １/２缶
• マヨネーズ 小さじ２
• 塩 適宜
• 粗びきコショウ 適宜

作り方

1. 冬瓜は細切りにする。沸騰したお湯に塩（分量外）を入れて、４分程茹でる。
2. ボウルに水気をよくきった冬瓜、ホタテを入れて、マヨネーズで和える。塩・コショウで味を調える。

「冬瓜」は、くせがなく、炒め物から煮物、酢物、和え物といろんな料理に使えます。ぜひ皆さまも「冬瓜」料理をお試しください。

富山県まつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、ジュニア食育マイスター明野依里佳でした。