まつのベジタブルガーデン

兵庫県淡路島のフレッシュハーブとスティックにんじん

まつのベジフルサポーターレポート

兵庫県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵です。

先日、淡路島へ行ってきました。株式会社まつのとお取引のあるフレッシュグループ淡路島さんの代表を務める森農園さんへ、取材にお伺いしました。バジルをはじめ、各種ハーブ、スティックにんじんなど、みなさんにおすすめしたい、淡路島のフレッシュ野菜をご紹介させていただきますね。
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淡路島の森農園さんでは、4月から12月まで、バジルの栽培を行っています。およそ8カ月の間に、苗は3回ほど入れ替えを行い、品質のよさをキープ。夏の暑さに強いバジルですが、水を与え過ぎると、水分で香りが薄れてしまうのだそう。バジルの芳醇な香りを高めるために土は少し乾燥しているぐらいが、ちょうどいい、とのこと。
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スイートバジルの香りには、リナロールやアネトールなど、女性ホルモンの働きを整えたり、鎮静作用などの効果が期待できる成分が含まれているのです。βカロテンも豊富で、私たちのカラダや心を整えてくれる心強い味方になってくれそうです。イタリア料理には欠かせないバジルですが、原産地はインド。空気を清浄に保つ神聖なハーブとして、活用されてきました。タイやベトナムなど東南アジアでも、さまざまな料理やお茶などに、利用されています。
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バジルの品種は150種類以上!スパイシーなホーリーバジル、レモンバジルやシナモンバジル、ブラックオパールバジルなど、個性的なものがいっぱい。料理に使用する時は、葉っぱを少し指でこすると、より強い香りを放つのだと、森農園オーナーの森靖一さんが教えてくださいました。ぜひお試しくださいね。
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バジルの花。シソ科なので穂じそに似ています。そのうち穂バジルが店頭に並ぶ日が来るかもしれませんね。スイートバジルは英語表記。バジリコという呼び名もありますが、イタリア語なんです。日本語名もちゃんとあって、実は「めぼうき」といいます。バジルはシソ科のメボウキ属。めぼうき、と聞いて、バジルを思い浮かべるのは、野菜ソムリエでも難しいかも(笑)
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バジル以外にもハーブ類が数種類。こちらはルッコラセルバチカ。ルッコラの野生種、という意味で、独特の辛味とごまのような香りが料理を引き立ててくれます。頼りなさそうなハーブですが、実は栄養素がたっぷり!カルシウムやビタミンC、鉄分も豊富に含まれるので、料理に「ちょい足し」で、風味と栄養が数段アップします。
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ミントもありました。意外ですが、ミントは生命力がスゴイんです!!!見せていただいた圃場には、ミントがわっさわっさと生い茂っていました。デザートの添え物だけではもったいない!ミントそのものを楽しむようなそんなレシピを考えなくては。
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カラフルなスティックにんじんは、一年中出荷可能で、4月以外は葉っぱ付きでお届け。にんじんの葉っぱは香りが強く、しかも栄養価も高いのです。βカロテンやビタミンEが豊富。ぜひ葉っぱも一緒にお料理していただきたいですね。
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収穫したにんじんを選別中。

森農園の森靖一さんが代表を務めるフレッシュグループ淡路島さんは、温暖で豊かな気候風土の淡路島で、若手新規就農者7名が集まり、新鮮で美味しい野菜を届けるためにさまざまな活動を展開。
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こだわり野菜の栽培を手がけ、宅配システムの構築や週末の農業体験イベントの開催など新進気鋭の農業集団として、兵庫県内、そして県外からも注目を集める存在です。現在は協力農家さんも30軒以上。農業研修に来る若い人材も集まり、今後もさらに輪が広がりそうです。
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株式会社まつのの幸せ野菜BOXにフレッシュグループ淡路島さんの野菜が登場する機会がありますので、みなさま、どうぞお楽しみに。

フレッシュグループ淡路島
http://www.freshherb.jp/

兵庫県のまつのベジフルサポーター
アクティブ野菜ソムリエ
フードライターの坂田理恵でした。

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