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さる11月27日、新センターでの初となる海外からのお客様、中国の永輝超市ご一行様の視察受け入れを行いました。

永輝超市（本社・福建省）とは、中国最大クラスの流通グループの1つ。中国全土に高級スーパー「Bravo」や総合スーパー「永輝超市」を520店舗（※1）展開し、年商は約8,000億円と1兆円も目前の規模（492億元※2）。
※1　2017年3月末　※2　2016年12月期決算

成長率は売上高が対前年16.8％増、営業利益に至っては96.9％増をほこる急成長企業です。

まずは新センターの機能を、中国出身の女性幹部、夜間の出荷を司る二部センター長・谷より中国語でご説明し

4温度帯の保管庫と冷蔵ピッキング場へ。

リーダークラスの中国出身のスタッフも付き添い、詳細なご説明をさせて頂きました。

同社の特徴として、若くして重要なポジションを任されている方が多いとお聞きしていましたが、当日来られた方のうち、プロセスセンターでの物流部門を担う方（下写真中央）も30代と思われる若さ。

「産地とお客様との間でまつのが果たす役割は？」といった事業のあり方についてのことから「一日の出荷量・売上高は？」「出荷時の配車管理は？」など業務の詳細に至ることまで多くのご質問があり、非常に熱心なご視察をいただきました。

視察後は、旬を迎えた国産リンゴを試食していただきながら

活発な質疑応答が出発時間ギリギリまで続きました。

永輝超市では今後、1万坪から1万5,000坪の大規模流通センターを、中国国内に約20カ所開設を計画されているとのこと。弊社の新センターの約6～8倍の広さ、その規模に圧倒されます。

今回は限られた時間のなか駆け足でのご視察でしたが、この度のご縁を機に、永輝超市の流通の仕組みに私たちも学ばせていただけたらと願っております。

ちなみに・・・試食でお出したりんごは4品種。写真左上から時計回りに、シナノゴールド（長野県産）、北斗（青森県産）、サンふじ（青森県産）、紅あかり（秋田県産）。

シナノゴールド以下、甘みが強い順に並べてお出ししました。一番人気は「北斗」。甘さだけでなく酸味と香りもあり、糖酸バランスのよい品種に高評価が集まりました。

海外では日本のりんごといえば「ふじ」が有名ですが、国内にはさまざまな産地と品種があること、日本の果樹の奥深さを少しでもお伝えできましたら幸いです。

永輝超市の皆さま、ありがとうございました。