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【大人の食育イベント】「八百屋の台所」第2回目が開催されました

開発営業部 加藤真梨子と申します。さる8月4日、『まつのキッチン』にて自然食コンシェルジェ高見里依(たかみりえ)さん主催の『大人の食育・八百屋の台所』の第2回目が開催されました。

まつのでは食に関わる企業として、食に貢献する活動を積極的にサポートしております。その一環としてまつのキッチンを会場に開催される『八百屋の台所』、2回目の今回も神奈川県・埼玉県など遠方からのご参加もあり、熱心な大人の食育の場となりました。

テーマは『お米の魅力再発見☆おむすび教室』。

八百屋の台所_おむすび教室①

お米と日本人の歴史、お米ができるまで、塩を選ぶポイントや美味しいおむすびをつくるコツなどを学ぶ教室です。

近年では米の消費量が減少して「米離れ」がいわれています。調理が面倒、食の欧米化が進んでいることなどがその要因。現代社会においてそうした課題がある中で、生産者の方々の想いや栽培の苦労、食べ物がどう身体に影響するのかといったことを知ると、日々口にする食事の選択が変わるかもしれません。

「おむすびはシンプルな食べ物ですが、人が生きるうえで欠かせない水と塩、そして古来から日本人が食してきた米、この3つの食材を人の手で握るエナジーフードです」と高見さん。

自然農法で栽培したお米を七分づきにしたものとミネラルたっぷりの塩で、シンプルなおむすびをつくりました。

八百屋の台所_おむすび教室

1つは自分用に、もう1つはペアを組んだ相手の方用に。食べ比べるとどちらも美味しいですが「なぜか握ってもらったおむすびの方が美味しく感じる」との声が多数。

八百屋の台所_おむすび教室

「誰かのためにつくる」「つくっていただいた」という愛情や感謝のパワーを感じる経験でした。

毎日、何気なく食べているお米ですが、収穫までにはたくさんの工程があります。

籾種の選別から始まり、
八百屋の台所_おむすび教室

籾撒き、発芽
八百屋の台所_おむすび教室

育苗
八百屋の台所_おむすび教室

田植え
八百屋の台所_おむすび教室

収穫後にははざがけ
八百屋の台所_おむすび教室

田植えは機械も使うものの、どうしても人手でなければならない場合もあり、立派なお米になるまで、水量の管理や土に空気が入るようにかき混ぜたりと重労働です。

こうして私達が美味しくいただけるまでの工程を知るたびに、感謝が増します。畑や田んぼに行かずしてプロから学べる貴重な時間でした。

八百屋の台所_おむすび教室

参加者の方々からは、
「おむすびをつくるうえで大切なポイントを知ることができたので、日頃の昼食につくって職場に持って行きたい」

「安心して食べれられるお米を作ってくださる農家さんの後継者がずっと続いて欲しいと思いました」

「食事は皆で食べる方がより美味しく感じました」

「梅干しを入れてお米を炊くとミネラル補給になるとのこと早速やってみます!」
といった声がきかれました。

「畑とテーブルをつなぐ」ことを使命とするまつのの取り組み、この度も学びをいただく機会となりました。高見さん、ご参加の皆さま、この度も貴重な機会をありがとうございました。

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