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「暑さ、寒さも彼岸まで」と言われますが、今年は春のお彼岸を待たず初夏のような陽気が何日もあり、生育が前倒しで進む「前進傾向」がさらに顕著に。秋冬産地から夏の産地へと切り替わりが早まるアイテムが複数ございます。現時点での産地状況をお伝えいたします。
葉菜類
レタス類(レタス・サニーレタス・グリーンリーフ・ロメインレタス)
暖冬の影響で冬場の産地(九州、兵庫、静岡等)の後継である茨城等からの出荷が始まり、安定・潤沢な供給となっております。
キャベツ
これも暖冬により冬キャベツの切りあがりが早まっていますが、続く夏キャベツも同様に生育が前進しているため、供給は途切れることなくうまくつながる見込みです。
白菜
秋冬産地(茨城等)は残りわずか、九州等からの入荷でつなぎつつ夏場の主要産地へとリレーが始まる時期となります。春先の特性として葉の巻きがゆるいものが多くなります。
長ねぎ(国産)
前倒しで生育が進み、秋冬ねぎのピークが過ぎて出荷量が減少してきております。3月中旬以降は花芽(ねぎ坊主)のついた茎が伸びてくる「とう立ち」の恐れがあります。
水菜
暖冬で豊作傾向のため供給は潤沢に推移しております。
菜花
やはり暖冬のため生育が進み、例年より早い時期から蕾が開き気味になってきております。開花による返品・交換はご容赦いただき、状況をご理解のうえご使用いただけますようお願い申し上げます。今季の終売は3月中旬ごろを見込んでおります。
ブロッコリー・セロリ
豊作傾向。品質も安定しております。
果菜類
トマト
潤沢な出荷が続いていましたが樹の「成り疲れ(果実に養分をとられて樹が力を失い収量が減る現象)」が見られ、3月前半はやや品薄傾向。中旬以降は回復見込みです。
ししとう・オクラ
ししとうは気温上昇と伴に供給量は増加、オクラも現状は大きな問題はない見通しです。
パプリカ(赤・黄・緑・オレンジ/輸入)
1月・2月は寒さで収穫量が減少していましたが、気温上昇とともに出荷量も回復傾向。4月に入れば一気に増加する見込みです。
水茄子
最も早いもので3月中旬ごろからハウス栽培のものが入荷予定です。
土物類
じゃが芋(2L・M)
北海道産の貯蔵の終盤。発芽への注意が必要な時期となります。3月下旬には九州産の新物に切り替え予定です。
メークイン
北海道産の貯蔵の終盤。じゃが芋(男爵)より早く、3月中旬には九州産に切り替え予定です。
人参
やはり暖冬の影響で生育が前進し、千葉県産はほぼ終盤。2週目ごろから徳島県産に切り替え見込みです。
蓮根
次期作の準備の時期に入り、入荷はやや減少しております。
さつま芋
生育中の猛暑の影響から日持ちが良くなく、傷みが多く見られるようになってきました。
豆類
絹さや・いんげん・空豆
現状は大きな問題はない見通しです。
スナップエンドウ
2月の降雪の影響もなく、今月がピークとなる見込みです。
香菜類・ハーブ・小物ほか
穂じそ
主要産地・愛知が品薄となっております。
柚子
黄柚子は終盤。青柚子は3月後半から入荷予定です。
すだち
3月10日前後から新物へ切り替え予定。例年のことになりますが、出始めの時期は品薄高騰となりますが、3月末頃には多少落ち着く見込みです。