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第1回「まつの野菜塾」を実施しました

さる11月12日に、第1回「まつの野菜塾」を実施しました。

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 自分たちが扱う野菜・果物により関心を持ち、知識を身につけて、今後の仕事に活かしていくことが開催の目的です。講師は、日本野菜ソムリエ協会の人気講師でもある弊社 農業顧問の中村敏樹さん。

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第1回目はこれから旬を迎える「芋類」をテーマに、里芋類とさつま芋類を勉強しました。

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「机上の知識だけではダメ。野菜は食べなくてはわからない」と中村顧問。食べ比べもたっぷり用意し、美味しい勉強会です。

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おなじみの里芋(土垂・どだれ)や、京芋、八ツ頭、宇宙芋なんていう品種も。

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扱ってはいても食べるのは初めてという社員もいて、「食感や味を感じることで、特徴が頭に入ってきた」「商品提案に向け、日頃から興味を持ち、考えることの大切さを感じた」などの感想が。発見に満ちた時間でした。

中村顧問は、自身でも香川県に農場を持ち、西洋野菜を中心に多品種少量生産をしてピクルスなどの加工品開発も手がけています。

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野菜の食べ方を知り、提案できるようになることの大切さ、規格外品の付加価値の高め方など、豊富な実体験をもとに生きた経営も学びました。

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講座後に寄せられたある感想です。
「毎日の仕事に追われていると、よくないことですが、野菜の品質・出荷量に気を取られて、食材からモノに転化してしまう傾向にあります。普段食べない・知らない食材であればなおさらです。それがさらに悪化すれば、野菜を乱雑に扱う可能性もでてきます。自分たちが扱っている野菜(商品)の知識を学ぶことは、結果的に『真心を込める』ことにつながっていくと思います」

24時間稼働する弊社センターでは、社員は夜勤と日勤にわかれます。野菜塾開始は朝8時30分。早朝の出荷を終えた夜勤の社員と、いつもより早く出社した日勤の社員。それぞれが時間をつくり集った野菜塾は、毎日の仕事を改めて見直す貴重な機会になりました。 

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