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震災から3年、私達の使命

3月11日、日本中の人々が同じ出来事に思いを寄せる日。東日本大震災発生から3年が経ちました。

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本日、弊社では全社員一斉朝礼を行いました。

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社長からのメッセージは、2つ。常日頃の心構えの大切さ。整理・整頓・清掃・清潔・しつけ。この「5S」が災害時に環境的にも精神的にも違いを生む。毎月行っている「一斉清掃」もその訓練の一環となっていること。

そして、まつのという会社は、人々の生活に欠かすことの出来ない「食品と流通」を担っている会社であり、有事の際は大勢の方の支援にまわる役目があるのだということ。

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 そして、大震災での犠牲者の方々に1分間の黙禱を捧げました。 震災後、私自身も救援物資を積んだトラックに乗り込み被災地に入りました。この目で見た光景は、切り取られた写真のように心に残り、忘れることが出来ません。

あれから3年間、様々な人に出会いました。キャリア官僚の地位を捨て、被災地の副市長になった人。会社を休んで自分の車一杯に救援物資を詰め込み、避難所を回った人。家族を失い、避難所に1人残された子供たちを集めてキャンプを行い、一人ひとりを抱きしめた人。

私は何をしてきただろうか。日々に追われて、大切なことを忘れてはいないだろうか。自問自答する私の中に響くのは、我々の事務所に掲げられているこの言葉。

「この力 正しきゆえに 人の世の光とならん」

食品を扱う 力 流通を担う 力あります。有事の際には、自分達の持てる食品と流通を生かし、大勢の方の支援にまわること。これが私達の出来ること「与えられた使命」であると考えます。会社を担う一人ひとりが、それを実行する力と強さを心に持って、日々の業務を行ってまいります。被災地の復興と犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。

 

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