熊本県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの佐藤真美です。
みなさんはこの冬、イチゴを食べましたか?
今回は、熊本イチゴの新品種「ゆうべに」をご紹介。先日、松野社長が現地視察をされ、「ゆうべに」のおいしさに感動されていました!その時の様子も合わせてご報告致します。


こちらのイチゴ栽培は白マルチが掛けられた、土耕栽培です。
イチゴ栽培は、高設栽培と土耕栽培に分けられますが、なぜこちらは土耕栽培なのでしょう?
その作業を一つ一つ手間をかけて管理されます。そのため、イチゴの一粒が大きく、イチゴの葉もピンと立っています。
糖度14度以上で、摘み取ったばかりの「ゆうべに」は、香りがよく、口の中に自然の甘酸っぱさが広がり、社長も「おいしい!」と大絶賛でした。
さらに、苗の管理もされており、来期用の苗も栽培されていました。この時期の葉は赤く染まっていましたが、これは苗が眠っている状態だということ。眠らせることで、今後、眠りから覚めると、枝(ランナー)の出が良くなるとのことです。
そして、収穫されたイチゴは、一つ一つ選果されパックに詰めて行きます。
真っ赤な「ゆうべに」は、まるで赤いダイヤモンドのよう!食べるのがもったいないくらい、光り輝いていました。
こちらの「ゆうべに」は、菊池市のふるさと納税の返礼品にも選ばれ、全国でも大人気の一品!また、贈答用としても大人気です。
さらに、菊池市内にある「コッコファーム」では、荒木さんが作られた「ゆうべに」を使ったイチゴ大福が販売されています!この大福は、生クリームの甘さが控えめで、大きくて甘いイチゴが丸ごと入ってとても美味!お土産にオススメです!
荒木いちご農園では、「ゆうべに」の特別栽培(農薬や化学肥料を慣行の5割減)に取り組んでいます。
「イチゴは収穫したてが一番おいしいんです。でも採れたてはみなさんの口に入らない。だから、収穫したてから、みなさんの口に入るまで、いかにおいしく提供できるかを常に考えながら生産しています。おいしいものをおいしい時期に作ること、食べてもらえることが生産者としての使命だと考えています。」と荒木さん。
また、「イチゴの生産者は減少傾向にあります。父親から受け継いだ技術を20年後も、笑って取り組めるように、技術向上を安定させたいです。そして、自分が作った「ゆうべに」に関わらず、「熊本のゆうべに」が、全国のみなさんに選ばれるイチゴ、身近なイチゴとなってほしいです。」とのことでした。
熊本のブランドイチゴ「ゆうべに」は、真っ赤で甘いだけのイチゴではなく、一瞬のおいしさをみなさんに味わってもらいたい、そしてこのブランドを守って行きたいという、生産者の思いがたくさん詰まったイチゴです。このおいしさ、みなさんも味わってみませんか?
熊本県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの佐藤真美でした。














