まつのベジタブルガーデン

滋賀県戦国の地に生まれたブランド『安土信長葱』と『安土六角ねぎ』

まつのベジフルサポーターレポート
こんにちは。
滋賀県のベジフルサポーター
野菜ソムリエプロ
ベジフルビューティーアドバイザーの辻川育子です。

 

滋賀県でネギといえば、青ネギが主流ですが、
ここ最近地域ブランドの白ネギ人気が高く、大変注目されています。

その白ネギ人気の立役者である、山梶農園さんを訪ねました。

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こちらが生産者の山梶浩充さんです。
滋賀県の東部にある近江八幡市は、古来より人々や物資の往来が盛んで様々なものが
行き交う街。
「近江を制する者は天下を制する」というほど戦国の舞台も多く残ります。
織田信長の居城 安土城跡
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(安土城跡のある安土山より)

そんな歴史ある近江八幡の安土の麓で、この白ネギの栽培が始まりました。

「なぜ白ネギは関東にあって関西にないのか?作っておいしかったら変わるはず!
 良いものを丹精込めて作り全国へ広めたい!」という思いからブランドネギは生まれました。
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信長の力強さと細やかさを体現した白い根深の太ネギは「安土信長葱」と命名。

品種はホワイトソード、ホワイトスター、はるおおぎなどで、規格が同じものであることを基本にA品質以上のものだけを「安土信長葱」として出荷します。
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200g以上の比較的まっすぐで、軟白部分が30センチ以上のもの。
透き通るように白い実は太く、葉も青々としています。
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安土の地は排水の良い砂壌土の黒土で、鈴鹿山系からのミネラル豊富な水にも恵まれています。 
また身近なもので美味しく仕上げたいと、魚かすなどアミノ酸が豊富な天然素材の肥料を使われていることも、美味しさにつながっています。

2004年には地域ブランドネギとなり、今では20名ほどの生産者さんがいます。

2011年からは山梶農園さんのオリジナルブランドとして「安土六角ねぎ」も販売されています。

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六角とは佐々木六角から命名されました。
この辺りはもともと鎌倉時代から戦国時代まで近江南部を統治していた、
佐々木六角ゆかりの地。
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(佐々木六角居城 観音寺城跡)
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また、ここ繖山(きぬがさやま)には、西国三十二番礼所の観音正寺があります。
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このように織田信長佐々木六角といった歴史上の偉大な戦国武将の名前を
ネギの名称に用いていることに 安土への郷土愛を感じました。
この他にも滋賀県では
太郎坊宮の「天狗ネギ」甲賀市の「忍ネギ」など白ネギ人気が高いです。
これらのネギの栽培のノウハウ、名前や商標のバックアップなどは山梶さんが伝授されました。
農業者の育成のためにも尽力され、
常に先を見越して進まれる山梶さんは周りの方からの信頼もとても厚いです。

それでは、肉厚でジューシー、甘みの強い白ネギを使ったあったかいお料理をご紹介します。

白ネギしゃぶしゃぶ

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ネギをやや太めの白髪ねぎにして豚肉としゃぶしゃぶ♪ 
お好みのたれでいただきましょう!
さっぱりしていて いくらでも食べられます。

白ネギチャーシューマン 
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中の具にはネギがたっぷり!1本丸ごと全部使いました。

白ネギのグラタン
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大きく切ったネギに焼き目をつけてから、味噌で味つけしたとりひき肉とホワイトソース

チーズをかけて

ネギは加熱するとさらに甘みが増してとろっとろ!体もぽっかぽかです!
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近江八幡の歴史と文化を感じながら
安土の白ネギを味わってみてはいかがでしょうか。

山梶農園
www.at-ml.jp/71242/

滋賀県のベジフルサポーター
野菜ソムリエプロ
ベジフルビューティーアドバイザー
辻川育子でした。

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