提携産地レポート

宮崎県尾鈴の寒風干し「千切り大根」

宮崎県JA尾鈴より、千切り大根(切干し大根)の出荷が本格的に始まっています。南国のイメージのある宮崎県ですが、標高1405メートルの尾鈴山から吹く寒風「尾鈴おろし」は冬場の名物。豊富な日照量と冷たい風によって作られる尾鈴の千切り大根はたいへん甘みが強く旨味があり、大根特有の風味が良いのが特徴です。
尾鈴千切り大根

ちなみに「千切り大根」とは関西に多い呼び名なのだとか。関東では「切干し大根」でおなじみですね。

畑で収穫した新鮮な大根をその場で洗い、千切りにして天日干ししていく作業は適度な風がある天気が良い日にしかできません。晴天が三日ほど続く頃合いを見計らっての作業になりますので、天気予報と相談しながらの難しい判断が必要となります。

尾鈴千切り大根

寒風の中、日光を浴びながら三日間かけてじっくりと干された千切り大根は、水分が抜ける分、重量当たりの栄養が豊富。食物繊維やカルシウム、ビタミンB1、B2、鉄など、同じ量の生の大根に比べると4、5倍にもなるものあります。

干しあがった後は農協の選果場に持ち込まれ、農協職員の皆様の手によって袋詰めされていきます。

尾鈴千切り大根

大根の旨味そのままの千切り大根は、シンプルにそのまま食べるのもお勧めです。ごま油に塩を入れたものや、オリーブオイルに塩とあればバルサミコ酢を少し加えたものにつけながら食べるとちょっとしたおつまみに。

短めに切った千切り大根を保存容器に入れ、かぶるくらいのプレーンヨーグルトを入れて一晩。ヨーグルトの水分で戻した千切り大根に、人参やきゅうりの千切り、お好みでツナ缶やロースハムのスライスなどを加え、マヨネーズと塩コショウで味付けた「千切り大根のカリポリサラダ」も爽やかな一品。

そのままサラダとしてだけでなく、サンドイッチやおにぎらずの具にすると食感が楽しくお勧めです。

今年は気温が高めで推移したので、大根の出来栄えが良く、千切り大根も例年より美味しくできたとのこと。ぜひお試しください!

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