10月の白菜の主要産地、長野県菅平高原の中曽根農場から、白菜の美味しい便りが届きました。
一雨ごとに寒くなり、秋が深まってきたこの頃。9月27日、28日の雨を境に上空に強い寒気が流れ込み、一気に冬の訪れを感じる気候になってきました。
菅平高原では9月29日の日の出直後、5時50分にマイナス0.7℃の氷点下を記録。初氷が張り、畑にもうっすらと霜が降りたそうです。
寒くなると、白菜の甘みがぐんと増します。
それは、寒さで凍ることを防ぐために葉や根に糖分を蓄えるようになるから。普通の水分は0℃で凍りますが、糖分を含んだ水は0℃以下でなくては凍らない性質を利用した野菜自身の「生きる知恵」が、味わいを美味しくしてくれるのです。
株の張りもよくなり
葉は緻密に重なってぎゅっと巻いています。中曽根農場の白菜の美味しさの理由のもう一つは自家製たい肥。アミノ酵素の活用や追肥のタイミングの見極めなど、美味しさにこだわった栽培を追求しています。
社員の昼食「幸せ野菜ランチ」で試食しました。
中心の柔らかい部分は千切りサラダに、外側の葉は炒め物に。芯は瑞々しくジューシー、淡いイエローの中心部の葉は、ほんのりとした甘みがあります。
弊社では10月下旬頃まで、白菜は菅平高原・中曽根農場を主産地としてお届けいたします。寒冷な高地だからこその晩秋の味わい、ぜひご利用ください。