開発営業部の三井聖史です。土佐甘とうや生姜の一大産地、高知県の「JA高知春野」を訪問しました。
JA高知春野の概要
高知県の中央部に位置する高知市春野町は、西には一級河川の仁淀川が流れ、南には広大な土佐湾を臨み、吾南平野が広がる緑ゆたかな自然に囲まれた田園地帯。「土佐のデンマーク」と謳われた春野地区は温暖な気候と吾南用水に恵まれ、高知県内屈指のハウス園芸栽培地域で、特にきゅうりや生姜、土佐甘とうの生産が盛んです。
販売・消費拡大の取り組み最盛期には、きゅうりが日量60~70トン、新生姜が12トンもの出荷量を誇り、簡単にできるレシピをパンフレットやWeb、量販店での試食販売でアピールするなど、一大産地として販売促進活動にも注力しています。
ツヤツヤに輝く土佐甘とうジャンボししとうとも呼ばれる「土佐甘とう」は、万願寺唐辛子を先祖に持ち、ピーマンと掛け合わせた甘長唐辛子の一種。辛味や苦みが少なく、肉厚でジューシーな果肉で、和食や中華料理などによく合います。
ハウスの中では天井までイキイキと葉が伸びていて、健康な苗づくりがされていることがよく分かります。
収穫された土佐甘とうは、まぶしいほどに輝いていました。
県をあげて取り組んでいる「エコシステム栽培」により、できるだけ農薬を使わずに病気や害虫に負けない野菜作りをしています。特に天敵を利用した害虫退治によって、殺虫剤使用を大幅に減らすことを実現しています。
8月24日から9月12日まで、まつののお取組み先様、回転寿司の「はま寿司」で「土佐甘とうの揚げ浸し」が期間限定メニューで登場します。ぜひご賞味ください。
下の写真右は、はま寿司様担当の弊社商品部部長、左は出荷を司るセンター長代行。土佐甘とうの入出荷体制を万全に整えてお届けいたします!
JA高知春野公式サイト
色白美人の新生姜
初夏~秋に旬を迎える「新生姜」は収穫後すぐに出荷されるため、とてもみずみずしく、白く輝くきれいな肌と、茎の部分がピンク色をしています。
爽やかな辛みとシャキシャキの食感が特徴で、和え物やサラダ、甘酢漬けなどがおすすめ。
生姜部会長の生田幸孝さんは、「成長に合わせて土寄せなどをして手間暇をかけることと、収穫するタイミングを見極めることがポイント」と仰っていました。
JA高知春野の丹精込めて栽培された土佐甘とうや新生姜、是非お召し上がりください!