ベジフルサポータージャーナル

愛知県鮮彩で高糖度!幸せめぐるミニトマト「あまえぎみ」

まつのベジフルサポーターレポート

愛知県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの中神ルミ子です。

先日届いた「まつの幸せ野菜ボックス」の中でひときわ目立っていたカラフルなミニトマト「あまえぎみ」。この産地の豊橋市へ行ってきました。

「あまえぎみ」は豊橋市のブランドミニトマト。2005年に生産者たちが集まり「甘くて黄色いミニトマトをつくろう!」と決意。JA豊橋の協力もあり、試行錯誤を経て、4年後の2009年に高糖度イエローミニトマトが待望のデビュー。一般公募の中から選ばれつけられた名前は「甘恵黄味」。その後「あまえぎみ」で商標登録もされています。

ミニトマトの種類はイエロー、オレンジ、グリーン、タイガー、クレア、クレアレッド、クレアオレンジ、チョコの8種類。基準は糖度が7度以上あること。出荷のたびにランダムにサンプルを取り、その場で糖度を測るという厳しいチェックが行われます。

当初は12件のグループでしたが、現在では24件が栽培しています。今回私が訪れたのは、この「あまえぎみ」の開発初期から関わり、現在「あまえぎみ」シリーズの中の4種類を栽培している「株式会社めぐりとまと」。伊藤充治代表と奥様のめぐみさんにお話を聞きました。

お二人の雰囲気が良く、とても幸せそうなご夫婦。会社名の「めぐりとまと」を命名したのはめぐみさんで、「みなさまにも幸せがめぐりますように」とのこと。私も夫婦で訪問しましたが、温かい雰囲気に幸せを分けてもらえた気がしました。

伊藤さんがミニトマトの栽培を初めて30年。もともとご両親が農家だったのでそのまま就農されたそうです。現在では、第1~第6ハウスまで、約9反の面積でミニトマトを栽培しています。実は私も約2年間、ミニトマトを作る会社の責任者として働いていた経験があります。その経験は伊藤さんの足元にも及びませんが、ハウスに入った瞬間、清潔さと管理の素晴らしさに、伊藤さんのミニトマトへの愛情を感じました。

早速、根元を見てみると、ヤシがらでできた「グローブロック」から2本の苗が出ています。これは8月20日に定植したものだそう。太く立派に育っていますが、一体どこまで伸びているのでしょうか?

その茎をずんずんたどっていくと、なんと急カーブ!折れるのではないかと思うほど、鋭角に曲がっています。私がミニトマト栽培を始めた頃、力任せに曲げようとしてポキンと折ったことが…でも実はミニトマトの茎はしなやかで強いのです。

ミニトマトの先端が見たくて気になったところ、この機械を出してくれました。

ドーンとそびえ立つようなこちらの機械は高所作業車、通称「レールカー」。これに乗って作業をするのですが、実は私は高所恐怖症…でも「大丈夫だから」の励ましの声に、頑張って乗ってみました。多少揺れましたが、意外と安定感があり大丈夫でした!心配してくださっためぐみさんも同乗して機械を操作してくれました。電動で動くので、高所での作業もバッチリ。そして発見!これが先端です。

先端には花がついていて、これから受粉するのでしょうか。現在は9段果目を収穫していますが、最終的には33段果目まで、7月頃まで収穫は続きます。茎はまだまだ伸び、その頃には11メートルにもなるそう。そして、上から見た景色がこちら。

誘引の紐や虫を捕る黄色い粘着テープが見えますが、森のように緑が茂っています。下から見るのとは全く違った景色でした。

続いて、ハウス内の温度や湿度を管理する機械室へ。全て自動で管理されています。

最後は出荷作業を見学。

出荷時のように無作為にミニトマトの糖度を測ってくれました。

クレアレッド。

4種類の中で一番酸味がありますが、もちろん糖度も高く、9.2度でした。

次はグリーン。

グリーンはこれで完熟状態。やはり収穫の見極めが難しいのですが、うっすら色が変わってくる頃合いを見極め、一気に収穫するそうです。一番皮がしっかりしていて噛みごたえはありますが、糖度はなんと10.5度!

クレアオレンジの選別作業をしていた長男の奨麻(ソウマ)さん(25歳)。集中力を保ちながら、素早く選別作業をしていました。


クレアオレンジの糖度は10.7度!

最後はプラム型のイエローミニトマト「クレア」。

実はこれが一番病気になりやすく、栽培が難しいそうです。糖度はなんと10.9度!

全種が高糖度の「あまえぎみ」。年が明けたらさらに甘味が増すとのことです。こうして見ると、まるでジェリービーンズのよう!

「栽培管理、収穫、出荷作業まで大変だけど、食べた方が喜んでくれるのを楽しみにやっています」と、力強く語る三代目の奨麻さん。「あまえぎみ」、これからも楽しみですね。

愛知県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロの中神ルミ子でした。

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