松野貞文の全国視察レポート

秋田県冷涼な秋田で育つ珠玉「若美メロン」

まつのベジフルサポーター 事務局の大崎直美です。
秋田のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエ最上美貴子さんのご案内で 社長室・山本さんとともに巡った 秋田のうまいもの視察の旅。 じゅんさいに続いて訪れた 男鹿市若美地区(旧若美町)で 驚くほどスッキリした甘さの メロンに出会いました。若美メロン
若美メロン
メロン畑も広大!試食させていただいたのはアムスメロン。 縦縞模様と縦長の形が特徴のメロンです。 アムスメロン「食べごろには早いけどね」と言いつつ、 圃場でいただいたものは十分な甘さ。 本社用にと持たせていただいたものを 翌日、社内で試食したところ 中心部の糖度は16度。
若美メロン

地元のJA秋田みなみの出荷規格の 糖度14度を軽くクリアする甘さです。 甘いメロンは喉が痛くなる後味が残る ことがありますが、そうしたえぐ味が なく、とても爽やかな甘さ! アムスメロンその美味しさの理由を 三浦さんに伺いました。 まず言われたのは秋田の冷涼な気候。 男鹿半島の付け根にある若美地区は 北緯40度地帯にあり、 気温は夏でも最高26℃前後、夜間は16℃前後まで下がるそうです。 若美メロン 1日の寒暖差は実に10℃。 「特に栽培の後半、糖度がのってくる 時期の寒暖差が大切。 だから若美のメロンはうまいんですよ」 「あとは土づくり。土が大事とよく言う けれど、本当にその通りでね。 堆肥でしっかりと土をつくっておけば、 今年のように雨が少なくても 耐えうる力をメロンが持つんです」 若美メロンきめ細かな栽培管理もポイントです。 受粉は果肉が上質になるといわれる ミツバチによる交配。 品種ならではの苦労もあるとのことで 「アムスメロンは皮が薄いから、 生育途中に果実が割れやすい。 日焼けにも弱いので日除けのワラを 乗せてやらなくちゃいけません。 でも、数字に出る糖度とはまた違う、 舌が感じる美味しさがあるんですね。 この品種を指定してリピートする お客様は多いですよ」 若美メロンちなみに上の画像のように蔓の付け根が ひび割れたものは完熟のサインとのこと。 傷モノ扱いになりますが、味はばっちり。 このメロンに当った方はラッキーです。三浦さんのメロンは、まつのの果実のプロ、果実部の杉﨑部長も太鼓判を押す美味しさでした。 「アムスメロンはオランダ系の品種の 血を引くため、首都アムステルダムから アムスメロンの名前がつきました。 果肉は薄い緑色、肉厚で可食部が多く 食べごたえががあります。 発酵もしにくく、香りが良いメロンです。 社内で試食させていただきましたが、 美味しいメロンでした」 (まつの運営本部果実部 杉﨑文泰部長

そんなメロンづくりの達人三浦さんが 手がける注目品種がもう一つあります。 その名も秋田美人メロン」! 秋田美人秋田県でのみ栽培されている 全農あきたのオリジナル品種です。 視察時はまだ果実が若く 試食はできませんでしたが、 秋田のまつのベジフルサポーター 野菜ソムリエ最上さんも 「味、外観ともに自信を持って お勧めします」というイチオシの品種。 秋田美人 「さわやかな甘さで後味も良く、 とてもジューシーなメロンです。 気候の特徴である寒暖の差が、 糖度15度以上の甘い果肉を作り出します。 『秋田美人』の名前の通りネットの 網模様が大変美しいのが特徴です」 北緯40度の町、若美の珠玉のメロン。 まずは収獲が始まっている三浦さんのアムスメロンを 今週7月23日(木)出荷の 幸せ野菜ボックスにてお届けします。 ご注文いただいた皆さま 楽しみにお待ちください! 若美メロン 幸せ野菜ボックスの詳細はこちらから。 ※7/23出荷分は受付を終了しております。http://blog.matuno.co.jp/archives/1020877414.html

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