ベジフルサポータージャーナル

韓国韓国でサクランボの収穫体験へ

野菜・果物品目レポート

韓国のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロ、豆腐マイスター、食育豆腐インストラクター、食育マイスターのキム・ヨンウンです。

今回は、今が旬のサクランボに会いたくて、ソウルから車で1時間ほどの京畿道(キョンギド)平沢市(ピョンテクシ)にある「星農場(ピョルノンジャン)」に行ってきました。

星農場は総面積3.3haに11年目のチェリーを栽培してあるので、一々収穫しようとすると、人手が不足してしていたところ体験プログラムを思い出し、収穫体験農場で有名になったところです。

農場のフロントに到着しました。こちらでは、毎日収穫したばかりの新鮮なサクランボを販売もしています。

こちらが、星農場のジワングン代表です。

サクランボ栽培を始める前は、20年以上、梨や桃などの果樹栽培をされていたベテランです。しかし、桃や梨の栽培は多くの労働力と時間をかけても収益を出すのは難しかったそうです。 苦心していたところ、「韓国ではなぜあまりサクランボ栽培が行われていないのだろうか」と思いから、サクランボ栽培に取り組むようになりました。

当時は南部の慶州(キョンジュ・韓国の南地方)で栽培しているだけで、他地域の農業技術センターでは栽培技術がほとんどない状態でしたが、平沢(ピョンテク)では様々な自然条件を考慮した結果、これまでの果樹農業のノウハウを利用すれば可能だと判断されたそうです。

もちろん、情報とノウハウの不足で失敗の連続で、試行錯誤を繰り返してきましたが、今では収穫時期になると1日に数百人が訪問するだけでなく、政府機関と連携して研究を行ってきたことから、サクランボ農家が30戸以上に増えたといます。その努力と忍耐、挑戦する姿勢に感心しました。

それでは、農園の様子をご紹介します。
 
体験料は成人2万ウォン(約2千円)で30分間思う存分味わって、500gのカップに入れて持ち帰ることができます。収穫体験は6月までですが、サクランボの収穫と販売は7月中旬まで行われます。


星農場では、主に中生種の佐藤錦のほか、早生種の香夏錦(こうかにしき)や高砂などの品種を栽培しています。


このように枝にいっぱいに実っていて、まるで宝石のよう!サクランボが「赤い宝石」と呼ばれる理由がわかります。



収穫体験では、たくさん実を採ることを楽しんでもらいたいので、摘花や摘果はそれほどしなかったそうですが、それでも糖度は22度でとても甘くておいしかったです。

こんなにたくさん採りました。甘酸っぱくて、ずっと食べたい味わいでした。サクランボはビタミンやミネラルのバランスが良く、ミネラルの中でも鉄分を多く含んでいるので、貧血の予防効果が期待されるほか、アントシアニンやフラボノイドなどのポリフェノールも含まれており、抗酸化や老化にも効果があるそうです。

ちなみに、こちらの車の用途を尋ねると、花が咲いた後から病気の予防のために、EM(Effective Micro-organisms=有用微生物)を散布する時に使うそうです。

ジワングン代表は「まつのベジフルジャーナルの記事を見て、日本の方々も韓国のサクランボを味わうために私の農園を訪ねてくれたら嬉しいですね」と話していました。

韓国ではサクランボの消費が大幅に増え、生産量もますます増加する傾向にあります。しかし、国内のサクランボ市場の90%は依然として米国などからの輸入に依存しています。韓国農村振興庁は、韓国の気候に適合した品種の開発に取り組み、これから3年以内に農家に普及していく計画だそうです。 韓国オリジナルの品種の誕生を期待して応援したいです。

韓国のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエプロのキム・ヨンウンでした。

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