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レタス類の小玉傾向について【天候不順による影響】

先日、天候不順の影響によるレタス類の軽量・小玉・結球不足(巻きが緩い)をお知らせ致しましたが、その傾向がさらに強まってまいりました。

川上村

産地、長野県では雨は落ち着いてきたものの引き続き日照は少なく、一方、気温は上昇しているため、弱った野菜に病気が広まりつつあります。

川上村

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日照が戻ったとしても弱った野菜はすぐには元には戻らず、傷んだ部分を畑で除去しながら出荷するため全体的に小玉傾向となっております。

また、病気による傷みやトロケを避けるために早期に収穫をすることも、小玉傾向の要因となっています。

 

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こちらは先日、大粒の夕立が降った圃場。

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レタスの根が傷つき、成長が止まってしまいました。外葉も傷み、レタス自体が巻かなくなったためサイズ指定の収穫ができなくなっております。そのほかの圃場でも、長雨・曇天、土の温度が高いため成長が止まってしまい、レタスが巻かない、大きくならないという畑も多くあります。

根が傷んでいるため、手の施しようがない状況です。

川上村
若採りで何とか出荷している圃場もありますが、次のレタスが育たないため出荷量は減少する一方。来週から出荷するレタスがなくなってしまった圃場もあります。

産地および弊社センターでは傷んだものは廃棄し、品質に十分に注意して出荷をしておりますが、品位において軽量・小玉・結球不足(巻きが緩い)等で、通常期の状態を満たせない状況にあります。

お客様にはご不便をおかけし心苦しいばかりでございますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

また、野菜自体が弱っていて傷みやすくなっています。お店到着後は速やかに冷蔵保管をお願いすると共に、なるべく早めに使い切って頂けますよう、どうぞ宜しくお願いたします。

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