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野菜の入荷激減・品質低下について【記録的な長雨・日照不足・台風25号による影響】

台風25号が関東圏に記録的な大雨をもたらし、東京都心では8月27日から35日連続で雨が降り、1876年の統計開始以降の最長記録を更新。今年の秋は異常気象が続くここ数年のなかでも、過去に例のない深刻な天候となっております。

近年、各産地とも異常気象対策に最善を尽くし、品種改良や生産技術の向上を重ねていますが、今回はその努力を超える事態です。特にこの時期の豪雨・長雨・日照不足・低温は、目下の夏秋作の入荷激減・品質低下だけでなく、冬作の準備にも打撃があり、今後の影響が長引くことが予想されます。

各地の被害に心よりお見舞い申し上げますとともに、弊社ではお客様への供給をできる限り確保するよう尽力してまいります。お客様におかれましても、大変恐れ入りますが産地状況をお汲み取りいただき、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

以下、最新状況をお伝え致します。

レタス類・白菜等

夏場の産地である長野・群馬等では生育が停滞し、小玉傾向が顕著。また、降雨で病害虫対策の防除作業ができず、品質劣化も見られております。

後継産地である茨城では、台風25号による圃場冠水等の被害が甚大です。播種した畝が水没し、撒き直すにも水が引いて天候の回復を待たなければならない事態となっております。

(茨城県八千代の圃場・台風25号による被害状況)
まつの・2026秋野菜への影響

まつの・2026秋野菜への影響

まつの・2026秋野菜への影響

キャベツ類

後継産地の愛知では8月までの猛暑・乾燥から一転、9月以降は断続的な秋の長雨に見舞われています。これにより、県内の多くの地域で定植作業に遅れが生じ、冬作への影響が予想されます。

葉物全般(水菜、小松菜、ほうれん草・青梗菜・小葱など)

長引く日照不足、曇天により生育が停滞し、品質低下も著しく、入荷量が減少しております。また、関東近県産地では台風25号による被害が甚大で、水菜が入手困難になるなど入荷への影響が大きくでております。

(茨城県茨城町の水菜圃場・台風25号による被害の状況)

まつの・2026秋野菜への影響

まつの・2026秋野菜への影響

長ねぎ

主産地の茨城県では、長引く降雨・曇天で冬作の播種が遅れたうえに台風25号による豪雨で苗を定植した畝が流され、ここから先、本来の出荷時期に品薄高騰するなどの影響が考えられます。

また、猛暑対策で高温耐性の品種を導入した産地では、予想に反して9月は低温・曇天となり、収穫期に長ねぎの襟部(青葉と白身の境目部分)が裂ける「首割れ」と呼ばれる生理障害も発生しております。

さつまいも

主産地の千葉・茨城ともにゲリラ豪雨・台風による冠水被害が多く、畑での腐敗も発生。地域によっては例年の6割ほどしか出荷できない見込み、出荷できたとしてもA品率が下がることも予想され、深刻な状況となっています。

ハーブ類

すべての品目において、長雨・曇天、低温により生育が停滞しております。また、台風被害で停電が続いた千葉県の産地では、ハウスの潅水設備が停止し、出荷のための設備も使用できず、大きな影響を受けております。

その他、冬作への切り変わりの影響

ズッキーニ(長野→近県→宮崎)、ニラ(東北→近県→宮崎・高知など)も、現行産地の切りあがり早まり、かつ、後続産地の生育停滞により入荷が極端に減少中です。

このほか、多くの産地・品目が影響を受けておりますが、お客様への供給に最大限の努力を続けてまいります。お客様におかれましても、ご理解、ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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