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2012年 6月 11日 (月)

色白でホクホクの美味しい馬鈴薯

by 内気

静岡県は野菜・花き・みかんなどが全国的にトップの生産量を誇る県。
そんな静岡県の最西部にとぴあ浜松はあります。






今回は
春先から初夏にかけての馬鈴薯(ばれいしょ)といったらこれしかない!と言われる
「三方原馬鈴薯」について色々と勉強させていただきました。

※馬鈴薯とはじゃがいもの別称です。
じゃがいもの形がが馬につける鈴に似ているという事からこの名前になったとも言われています。



三方原(三方ヶ原)は、歴史的によく知られている
武田信玄と徳川家康の「三方ヶ原の戦い」が行なわれた土地です。

第二次世界大戦の敗戦で、食糧や住宅、働き場が不足している中で始まった
開拓制度の頃にはじめて農作物の栽培が始まりました。
当時は強い酸性の原野ではとても作物は育たないのではないかと言われていましたが
雑穀や芋などの栽培からスタートし、先人達のたゆまぬ努力の末
今では春夏のじゃがいもの日本一の産地になっています。



畑には
そろそろ収穫を迎える馬鈴薯たちがぎっしり。
じゃがいもは、このくらい葉っぱが黄色くなってきたら
「完熟したよ、そろそろ収穫OK!」のサイン。
ライマン価(澱粉含有量)を測定し12%以上になっていれば収穫開始です。

葉がまだ青いうち(未熟)に収穫してしまうと
皮がまだ薄いのですれて剥けやすく、
また澱粉質が少ないためにホクホク感が少なく

味も見た目も落ちてしまいます。

そのため丁寧に丁寧に育てあげ
完熟するまで大事に待って、収穫しているのです。


水はけの良い三方原台地の赤土の赤い色は、土壌内に含まれる酸化鉄などの色です。
この弱酸性の土壌がこの地の馬鈴薯の生育にとても適しており、
ホクホクの食感と色白のきめ細やかな肌目が特徴的な馬鈴薯が作られています。

しかし元々の三方原馬鈴薯の種芋は
北海道生まれのちょっぴり色黒の男爵芋

それがこの地で栽培していると、
段々と色白の馬鈴薯になっていってしまう
と聞いてびっくり。
どんな野菜も、土ひとつで見た目から変わってしまうんですね。
土の偉大さに感嘆です。




今年は冬の冷え込みの影響で遅れ気味だった生育も
4月下旬からの陽気と適度な降雨のおかげで上り調子。
ライマン価も14%近くまで上がっており、仕上がりも良好です。
(ちなみにライマン価13〜16%くらいがホクホク度がばっちりです)

良好すぎて掘り取りが進みすぎちゃったり・・・(!)もしていますが
それは皆さんに美味しい三方原馬鈴薯を早く食べて欲しい!!という思いから。

まつのでも三方原馬鈴薯は色々なお客様にお勧めさせていただいている
この時期の一押し品
手をかけた分だけ味には自信あるんですよ
と生産者さん方は口をそろえて言います。




そんな生産者さんの思いを胸に、次は選果場へと向かいます。


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