まつのベジタブルガーデン

神奈川「かぶ」と「大根」の違いと、根も葉もある簡単料理

まつのベジフルサポーターレポート

皆様、こんにちは。
神奈川県のまつのベジフルサポーター、アクティブ野菜ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー齊藤倫子です。

旬を迎えた色白美人の野菜と言えば「かぶ」と「大根」。最近、お野菜コーナーに瑞々しい葉付きのかぶや大根が並んでいるのを見かけるようになりましたね。かぶや大根にも様々な品種がありますが今日は、下の写真のような(左がかぶ、右が大根ですね)一般的な「かぶ」と「大根」の違いと根と葉の簡単で美味しい食べ方をご紹介したいと思います。

さて、根菜類だから根だと思いがちなかぶと大根の白い部分ですが、実は食べている部分が違うということをご存知でしょうか?かぶの場合は胚軸(茎の組織)を大根の場合は胚軸と根の両方を 食べていることになるんですよ。 よく見ると、かぶの丸っこい表面はすべすべとした滑らかな肌で、チョロンと伸びた先にひげ根が集中しているのが確認できますね。   
一方、大根は、葉に近い部分は滑らかですが、側面にも穴がありひげ根が生えているのが分かると思います。
 
 
そして、かぶも大根も根は淡色野菜、     葉はカロテン豊富な緑黄色野菜ですので 栄養価の高い葉も残さずにいただきましょう。 また、葉を成長させようと 根から葉に養分が流れるので 葉付きのかぶや大根を購入した場合は すぐに葉を切り落として 早めに調理することがオススメです。 では、お料理のご紹介です♪ 

【かぶの葉(大根の葉)と煮干しの炒め物】  
葉と煮干しをごま油で炒め、酒、しょうゆ、みりんで味付けして白ごまをトッピングして出来上がり。もっと細かく刻んでふりかけにしたりご飯に炊き込んでも良いですね。*葉に含まれるカロテンは脂溶性なので油で炒めることで吸収率がアップします。

【かぶの葉とイカのスパゲティ】
 
オリーブオイルで玉ねぎのみじん切りと鷹の爪とイカを炒めてかぶの葉を加え塩、こしょう、醤油で味を調え茹でたパスタと絡めて出来上がり。*かぶの葉は柔らかく葉菜としても利用しやすいですね。

【かぶとソフトサラミのピンチョス】
 
薄切りにしたかぶとソフトサラミをサンドしてピンチョスで。*かぶはデンプンを分解する消化酵素ジアスターゼが豊富。消化酵素は熱に弱いので、消化促進には生食がオススメです。

【かぶと鶏肉のスープ煮】
 
塩・胡椒した鶏肉をオリーブオイルで表面を焼き、白ワインで蒸した後、かぶとひたひたのブイヨンで煮込んで出来上がり。アクが少ないので下茹で不要、火の通りも早くて簡単調理。

【大根とリンゴのスムージー】

 
大根(約1cm輪切り)と大根葉適量リンゴ、ヨーグルト、レモン果汁ハチミツ、豆乳をミキサーで撹拌して出来上がり。(トッピングしているのはソバの実)*かぶ同様、消化を助ける酵素ジアスターゼが豊富な根とビタミンC豊富な葉のスムージーは生の大根の辛味が苦手な方にもオススメの摂取法。 

【ふろふき大根 with大根葉の餡】 
 
厚めの輪切りにして面取りした大根を下茹でした後、だし汁でコトコト。大根葉のみじん切りをサラダ油で炒め岩手のベジフルサポーター千田さん監修のピーマン美噌(甘口)で合えた餡がだしの染みたふろふき大根と抜群の組み合わせでした。ふろふき(風呂吹き)とはかぶや大根を柔らかく茹で、練り味噌をつけて食べる料理のことです。その名前の由来には諸説あり、その根拠は定かではありませんが…これは大根の根も葉も使ったねもはもある美味しさです。

神奈川県のまつのベジフルサポーター、アクティブ野菜ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー齊藤倫子でした

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