まつのベジフルジャーナル
JOURNAL
東京都 育てて、見て、食べて楽しむ有機の種【スプラウト編】
東京都のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、アンチエイジングプランナーの友実秀子です。
前回の「育てて、見て、食べて楽しむ有機の種〜発芽豆編〜」に続き、今回は有機の種から育てるスプラウトの栽培の様子とお料理例をご紹介します。
発芽したばかりの新芽「スプラウト」は、これから大きく育っていくために必要なビタミンやミネラル、カロテンなどを含み、小さくても栄養価は抜群!成熟野菜に比べても抗酸化力が高く、注目を浴びています。最近はブロッコリースプラウトなどが人気ですね。
こちらは(株)グリーンフィールドプロジェクトで購入した有機の種(固定種)と栽培キット。種はヨーロッパ有機認証を取得した種子です。

まずはスーパーフードとして人気のある「チアシード」を栽培してみました。

専用の容器に水を張り、ザルをのせて種をパラパラ撒けば準備完了!

毎日水を交換しますが、チアシードの場合は種が水を含んでゲル状になってきます。それは種が十分水を含んでいるという証拠。

水を捨てて一晩おくと白い芽が出てきました。

裏側を見るとたくさんの根が出ていました!根が出てきたら、根が浸かるくらいの水を入れ、毎日水を替えてあげましょう。

6日目

8日目

10日目

目に見えて成長するので、毎朝起きるのも、仕事から帰ってくるのも楽しみになります!
こちらで12日目。

もう少し育てたいところですが、少しだけ使って「セロリとコハダのマリネ」にトッピング。

ケールと紫キャベツも追加して栽培してみました。こちらはチアシードよりも成長が早く、3種類のスプラウトが元気に育ってきました。

たくさん育ってきたので、これらのスプラウトを贅沢に使ってみましょう。
この時期に食べたい「新玉ねぎのサラダ」

新玉ねぎをスライスしてサッと水にさらして皿に盛り付け、おかか(かつお節)と3種類のスプラウトを盛り付けて、醤油をかけて召し上がれ。シンプルですがオススメの一品です。
海老カツサンドにもスプラウトをたっぷり。

からしバターを塗った食パンに、フリルレタス、春キャベツの千切りをのせ、粗めに刻んだ海老で作った海老カツをのせ、オーロラソースと3種のスプラウトをたっぷりトッピング。

マーマレード入りのキャロットラペの周りに紫キャベツのスプラウトを飾ってみました。それだけでもなんだかオシャレになりますね。

「マーマレードキャロットラペ」は、大分県のまつのベジフルサポーターの井上美加さんが教えてくれたレシピです。
パクチーのスプラウトも育ててみました。パクチーはココピートというココヤシの外皮を砕いたものでできたポットやココピートの培養土を使うとよく育つそう。そこで私もココピートポットで育ててみると…

これでちょうど2週間。スプラウト(新芽)を食べるなんて少しもったいない気もしますが、家で育てているからこそできる贅沢!早速、よだれが出るほど美味しいと言われる中華料理「よだれ鶏」に、栄養がギュッと詰まったスプラウトをたっぷりトッピング。

スーパーなどでもいろいろな種類のスプラウトが販売されていますが、自分で種を購入すればチアシードやケール、パクチーなど、店頭では見ないような珍しいスプラウトを育てられるのが嬉しいですね。水を替えるだけなので手間がかからず、みるみる成長するので、毎日観察するのがとても楽しくなりますし、サラダやマリネ、揚げ物など、スプラウトをトッピングするだけでも簡単に栄養をプラスできます。
発芽豆やスプラウト、ぜひ一度自分の手で育ててみてはいかがでしょうか。
東京のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエ、アンチエイジングプランナーの友実秀子でした。
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