まつのベジフルジャーナル
JOURNAL
青森県 果肉まで真っ赤なりんご「栄紅」って?
青森県のまつのベジフルサポーター、ジュニア野菜ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザーの欠畑睦子です。
生産量日本一の青森のりんご(参考:平成27年度農林水産省HPより)は、これからがピークを迎えますが、毎年何かしら新しい品種が登場するのがとても楽しみです!
今回紹介するのは青森県は五所川原市特産で、今年3月に品種登録されたばかりの果肉まで赤い「栄紅(えいこう)」 という品種です。
想像していたより、中まで赤くとても美しいです。 蜜は見当たらないと言われていましたが、びっしり入っており驚きました!少しキメは荒いですが、身は固くジューシーで甘くさっぱりとし、とても美味しいです。皮のあたりはポリフェノール特有の渋みも感じますが、抗酸化作用をもつりんごポリフェノールはなんとふじの8倍だそうです!通常見られる褐変もありません。「1日1個の りんご は医者を遠ざける」と言われるほどですから、「栄紅」はスーパーフードとして期待されるのではないでしょうか。
ずっと「ふじ」のように美味しく丸かじりしやすい小さいりんごができたらいいのにな~ と思っていたので、とても嬉しいです。
いつでも、どこでも、丸かじりできる小さなりんごは食育にも一役買ってくれそうですね! その色を生かしてガレットを作りました。
左「栄紅」 右「御所川原」
この大きさ・味・赤い色素はどれをとっても 需要が高まる期待のりんごです。
さらに「御所川原」と「金貨」が 交配された「レッドキュー」も育成されています。

この原木から始まった「栄紅」(1995年)
「栄紅」が五所川原市のブランドとしてお目見えするのは2年後の2018年。 今後は、海外輸出も視野に入れて栽培される予定です。
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