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2011年 5月 10日 (火)

畑よりお知らせ【寒玉キャベツのとう立ち】

by ちゃーりー

一年中見かける野菜にも、
収穫の始まり時期〜終盤期、そして次の産地への切り替わりがあります。

「キャベツ」は一年中出回る野菜の代表格

その特徴を大きく分けると

葉がかたくしっかりと巻く 「寒玉」系
葉が柔らかくゆるく巻く 「春玉」系

に分かれます。

この時期、寒い冬を乗り越えた
「寒玉」キャベツはいよいよ終盤にさしかかり、
本来の収穫時期を過ぎたキャベツは
子孫を残すため、花を咲かせようとし始めます。




丸い塊にみえるのはキャベツの「花芽」
芯部分が伸びあがり「花芽」が発生しています。
花茎が成長してしまうことを「とうが立つ」といいます

「とうが立つ」と、
食べられる部分も少なくなり、味にもえぐみが出てきてしまいます。



今後、寒玉キャベツは
このとう立ちが進む恐れがあるため、
今週末より順次、
寒玉と春玉の間くらいの巻きや葉のかたさである
「中早生」品種のキャベツ中心のお届けに切り替えをしてまいります。


巻きのかたいキャベツをお好みの店舗様もおられるとも思いますが
自然の成長を御理解いただき、しばらくの間
この時期にしか食べることのできない
「中早生」品種のキャベツをぜひご使用いただきたいと思います。

春収穫の寒玉系キャベツの入荷開始は
5月下旬から6月上旬の予定です。

サラダには瑞々しく柔らかい「春キャベツ」がおすすめです。
こちらもこの季節にしか味わえない旬野菜。

料理の用途にあわせて御注文お待ち致しております。


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