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2014年 2月 2日 (日)

キャベツを切ったら中が変色している

by お客様係り

お客様より
「キャベツを切ったら中が変色している」

とのお電話を頂きました。



商品を確認したところ、中心部分が紫色に変色をしておりました。

実はこの色、傷み等ではなく、野菜が寒さにあたった証拠。
寒さにあたった野菜は、凍らないように糖分を蓄えるため、
この色は、
「甘みが増しておいしい」
というサインの役目もしているのです。



キャベツをはじめとするアブラナ科の野菜は、冬場に低温にさらされると、
ポリフェノールの一種「アントシアニン」という色素が生成され、
葉の表面や内側が紫色になることがあります。



中には、中心部に色が出ているものもあり、
中腐り、傷みによる変色
とのご連絡を頂いてしまうこともございます。

この色素は加熱をするとグリーンに変わります。
※白い部分に紫色の色がついているものは色が飛び白に戻ります。


野菜も生き物。
育つ際の温度や天候等の環境、栄養の取り方で、様々な変化があらわれます。

その変化がどのようなものなのか?
知識と経験を用いてお伝えをしていくのも、私達の使命であると考えております。


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