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2013年 7月 5日 (金)

水耕栽培の生産現場を見学して…♪【山梨県北杜市・板山農園】

by ジュニア野菜ソムリエERI



株式会社まつのは、
福島県の災害復興事業の一環として、
今春から川内村の植物工場の運営に参画しています。

詳細記事→http://www.matuno.co.jp/blog/blog.cgi?n=1486


私が住む山梨県北杜市にも
水耕栽培に取り組んでいる方がいるので、
先日、視察をさせていただきました。


長坂町の「板山農園」さんは
水耕栽培を始めて6年目。
現在、ホウレンソウ、水菜、春菊
の3種の葉物野菜を生産されています。




こちらが代表の板山昌司さん。
水耕栽培について、
詳しく説明をしていただきました。





ハウスの中では、
小さな苗がすくすくと育っています!






板山農園さんの栽培方法は、
このように常に水を流し続ける流水システムで、
自動で水温を調節したり、
液肥を調節して混入していきます。
また、水温はだいたい20℃くらいに保たれています。








ホウレンソウの種はたくさん種類があり、
季節や気候に合わせて選び、
使い分けていくそうです。


下地には土ではなく、
ロックウール(微粒綿)を使用。



楽に播種ができる道具もあり、
効率化が進んでいるようです。






青々と葉を繁らせるホウレンソウ。





根からしっかりと水分や液肥を吸収し、
大きく生長していきます。




こちらは、収穫を迎えた水菜。




こちらはホウレンソウ。




株を持ち上げて、
根の部分をハサミで切ると…



私にも収穫できました〜!


山梨県内のスーパーや直売所では、
「八ヶ岳 やわらかほうれん草」
というパッケージで販売されています。



その名の通り、
食感がやわらかくて甘みがたっぷり!
アクが少なく生食できるので、
サラダにピッタリのホウレンソウ。

夏場は定植から14日ほどで収穫できるので、
露地ものが少なくなる
夏の暑い時期には重宝されますね。

また、夏場の収量がかなり多くなることから、
こちらでは観光農園としてお客様を受け入れ、
ホウレンソウ狩りをしてもらうそうです。
体験&お土産でサラダホウレンソウをPRされています。


普段、水耕栽培の現場を見る機会はなかなかありません。
今回、こうして生産現場を拝見し、
水耕栽培について学ばせていただけたことを
心から嬉しく思います。
板山さん、本当にありがとうございました!





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