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2012年 7月 26日 (木)

菅平の新鮮な野菜を全国に…♪【中曽根農場】

by ジュニア野菜ソムリエERI

先日、長野県上田市の 菅平高原 へ行ってきました!

夏はスポーツ選手やアスリートの方々の合宿地として、
冬はスキーヤーやスノーボーダーで賑わう菅平高原は
高原野菜の産地でもあります。

浅間山を境に、菅平高原は日本海側にあたるため、
気候は新潟の天気の影響が大きいといわれています。

冬は積雪が多く、とにかく冷え込むそう。
北海道並みに気温が低くなるようですが、
圃場を全て覆いつくしてしまう雪のおかげで
土壌は良い状態を保ったまま冬を越すことができます。


そんな菅平高原でレタスやキャベツなどを栽培し、
まつのに出荷してくださっている
中曽根農場中曽根信義 さんにお会いしました!




標高1300m、一面に広がるレタス畑は圧巻です。
なんと畝の長さは400mもあるそう!




視線を左に向けると、遠くにはスキー場が…!



しかも、よ〜く見ると、ゲレンデの部分が畑になっています!



標高1500mのあの場所にも中曽根さんの圃場があり、
標高差を生かし、時期をずらして野菜を出荷しているそうです。


でも、あんな場所でよく農作業ができるなぁ…
と考えていたら、傾斜地用の農機を発見!



傾斜を安全に上れるようにと、
キャタピラ部分が三角になっているのですね。

それでも、あの畑の部分が栽培の上限で、
それより上での作業は傾斜がきつすぎて不可能だそうです。



さて、中曽根農場の敷地内にあるハウスの中では、
ブロッコリーとハクサイの苗がすくすくと育っていました…



出荷場では、収穫されたばかりのブロッコリーが
どんどん発泡スチロールの箱に詰められて…



その上に、氷が敷き詰められていきます!



変色しやすいブロッコリーは、
このように氷でガードすることで、
鮮度を保つことができるそう。

しかも、この氷は野菜を傷つけないよう、
角のない平らな薄い氷の粒になっていて、



新鮮で美味しい野菜を届けたいという工夫が見られました。
こうして、自然豊かな菅平高原で愛情込めて育てられた野菜は、
都内だけでなく、関西や九州方面にも届けられるそうです。


26haもの広大な圃場を管理し、
野菜の安定供給に努めている中曽根さん。
農業歴50年以上になるベテラン生産者さんで、
夏は野菜づくり、冬は猟師として山歩きをするのが、
元気と若さの秘訣のようですね。
中曽根さんのおかげで、私もすっかり菅平ファンに…♪

これからもお身体に気を付けて、
美味しい野菜をつくり続けてくださいね。




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