<< 前のページへ 産地報告の記事 次のページへ >>
2011年 10月 28日 (金)

はじめまして☆ 長生のトマト訪問

by archives

はじめまして!!
10月1日から入社致しました、齋藤あおいです。

10月下旬に早速、産地訪問へ行ってまいりました。
長生(ちょうせい)トマト部会さんです。

気持ちのよい秋晴れで絶好の産地訪問日和です。
長生は、千葉県の九十九里付近に位置する
全国や海外から視察も来るほどの大きなトマト産地です。

はじめに、巨大な選果場を担当の井上さんに案内して頂きました。



いつも、まつので見ている見慣れた箱がずらり!!
長生の選果場では農産物をコンピューターで細かく管理しています。
各農家で収穫されたトマトは全て選果場に運ばれ、
一つずつICチップの埋め込まれた台に乗せられます。
生産者番号が決まっており、
一つ一つ誰がつくったものか判断できるようになっています。



細かい品質の選別は人が判断し、
サイズ分別から箱詰めまですべてコンピューターが判断して行います。
機械は週に一度はメンテナンスを行うそうです。
最新型の機械の導入により効率も上がり、
箱擦れもなく綺麗にトマトが並べられていることに本当に関心しました。






次に、生産班長の田中さんのトマトハウスにお邪魔しました。



丁度、肥料を薄めた栄養たっぷりの水をあげるところを見せて頂きました。
ボタンで操作してあっという間に完了。
トマトは水の量で出来が決まるといっても過言ではないくらい敏感です。
そのため、ホースの針で開けたぐらいの小さな穴から水がでてくるようになっていました。



たわわに実ったトマトは綺麗なものが多かったです。
マルハナ蜂の働きによって



形の良いトマトができます。
蜂の力だと、
トマトのゼリー部分もしっかりとして種もギュッとしまってできる
のだそうです。
自然の力があるからこそ、美味しい野菜が実るんですね!

今年の長生のトマトは玉のりも着色もよくできました。
今回一緒に訪問したモスさんでは長生のトマトをつかっています。
食べ応えのあるジューシーな
季節限定!とびきりハンバーグサンド
【 焼トマト&チーズデミ 】
は格別です!
トマトの旨味が凝縮されているので是非ご賞味ください。
焼いたときのほうがリコピンが二倍になるので体にとってもいいそうです。

長生き(ながいき)する、長生(ちょうせい)の一年中とれるトマトは、季節によって品種を変えることによって、いつもおいしいトマトが出来上がります。
このトマトは7月に種を蒔き8月に定植、収穫は10月から2月いっぱいまでです。
寒くなってくると、どんどん甘味が増すのでこれからまた楽しみですね☆




私の実家は専業農家で、福島県郡山市で
エコファーマー認定を受けトマトを栽培しています。
お米も栽培していますが…詳しくは今後ブログに書いていく予定です(^^)

トマトは幼い頃から、ハウス建てから収穫・箱作り・箱詰めなど手伝っていましたが、
長生を訪問してみてこんなに技術が進歩していたことに本当に驚きました。
郡山市のなかでも実家の地域は豪雪地帯なので
夏から秋にしか収穫できません。
一年中栽培できるなんて羨ましい…

トマトがたくさんあって幸せでした☆また農業が好きになりました。
長生のトマト部会のみなさま、ありがとうございました。



田舎の農家の娘を
これから宜しくお願い致します!!


by ぁぉぃ


<< 前のページへ 次のページへ >>









RSS