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2009年 7月 16日 (木)

Farmers Party 2009 〜chef'sV渋谷〜2

by トマトラヴ

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シェフ勢ぞろい
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金目鯛のブレゼ
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色合いがきれい。デザートみたい。
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きゅうりのロールケーキ
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丸ごとほほえみ
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並んでみるとかわいい。
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野菜オンリーのデザート。
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枝豆ブリュレ
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きらきらのジュレがたっぷり
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お土産にいただいたもの達。
ファーマーズパーティー続き。

渋谷、丸ビル、ランドマークの各店舗のシェフと、総括シェフのごあいさつ。
今回は3店舗の料理長がそれぞれ料理を担当、一度に3店舗のシェフのと総括シェフの料理を食べられるのはこんなイベントがないとなかなか実現しません。
とても貴重な機会です。

◆金目鯛のブレゼ 野菜のカクテルソース

金目鯛をソースと一緒にひたひたのソースと一緒に蒸し煮したものに、ズッキーニやセロリ、トマト、パプリカなどたっぷり乗った一品。
下のソースはアスパラを使っているとのことで翡翠いろのきれいなソース。
金目鯛の皮の赤にズッキーニやバジルの緑、パプリカの黄色、見た目も鮮やかな料理です。
味付けは薄味で鯛と野菜の味がとても引き立っていて、角切り野菜の食感もしっかりあって美味しいお料理でした。
シェフズブイらしい「野菜を活かしたお魚料理」でした。

◆枝豆のブラマンジェと牛モモ肉のタルタル

スウィーツ?
と勘違いしてしまうほど色がきれいなお料理。
グラスに入った枝豆のブラマンジェの上にはとうもろこし、モモ肉、枝豆を使ったタルタル。その上にジュレ状にしたソース。
少し濃い味のタルタルと、ブラマンジェを混ぜ合わせるとちょうどよい味に。凝ったお料理です。

いよいよデザート
デザートにはまつのの野菜を使っていただいています。

◆きゅうりのロールケーキ

きゅうりは東京の遠藤さんの胡瓜。
生地に細かくしたきゅうりが混ぜ込んであり、表面には甘くした薄切りの胡瓜が。
クリームはさっぱりとしたヨーグルトクリーム。
しっとりとしたスポンジに胡瓜のコリコリとした食感があって美味しいケーキでした。

◆ミディートマトのジュレ

北海道余市の北のほほえみというミディートマトを使ったジュレ。
トマトが丸ごと入っています。周りのジュレもトマトの透明エキスを固めたものでトマト!って主張がとてもあり、トマトをそのまま食べるよりもトマトの味がするジュレでした。

7月〜8月のお勧めトマト北のほほえみ
こんなデザートに変身するとは、驚きです。

トレイにたくさん並んでいる姿に少し見とれてしまいました。

◆野菜盛り

遠藤さんのピュワホワイトとコリンキー南瓜
佐賀マルハ園芸の玉ねぎのグリルに、群馬まきもの屋のビーツ。
玉ねぎをじっくりグリルしたものを芯がすこし凍るくらいキンキンに冷やしたものにカスタードのクリーム。
口の中で玉ねぎがとろけ甘さが広がりとても美味。
ピュワホワイトはあちこちから
「珍しい」
「甘い」
「おいしい」
「びっくりした」
などの声が上がっていました。

◆冬瓜のコンポート

コンポートにした冬瓜に見た目も涼しげなさっぱりジュレ。
ジュレはリンゴ酢を使ったもので甘酸っぱくてさっぱり美味しい。

こんなにたくさん食べても8割野菜。
前菜に、メインにデザートに。野菜の奥深さを改めて実感しました。

帰りにはお土産として甘夏と、米粉、ヤーコン茶にお茶。米粉にはレシピつき。
そしてこのイベントのメイン「Agrizm]創刊号をいただきました。
(ありがとうございました。)

今回のイベントは20代〜30代前半の若い農業者の集まりということで
非常に元気のあるイベントでした。
また若い農家の方がこんなにたくさんいることに安心いたしました。
各県を代表している方々志が高く、農業をかっこいいものにしたいと皆さん意気込んでいました。
夢を語れる仕事は少ないのですが、その数少ない「夢を語ってそれを目標にやっていける」のが農業なのでこれからも農業をどんどん若い人に広げていきたい。などと言っていました。

農業のこと、農家のこと、産地で代表の長老的な方々と話をするのとは
全く違った印象で、面白い経験ができました。

また、CVの各店舗の料理長の共同作業による料理、メニューにはないスペシャルな調理法を見て味わうことができとてもよい機会でした。

まつのの野菜もこんなスペシャルな料理に使っていただけるよう、提案・商品調達など今後いっそうの努力が必要であること感じました。


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