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2011年 4月 29日 (金)

ハーブと仲良しになった日【サン農園見学報告】

by archives

暖かくいい天気だった今週水曜日
ハーブを仕入している千葉県「サン農園」へ産地見学へ行ってきました。



農園に着いてすぐハーブの栽培方法や施設案内をしていただきました。



農園の中に入ると、
一般のお客さんがハーブと触れ合えるような施設がありました。
レストランや販売所もあり、
ハーブ入りクッキーやハーブティー、香水や歯磨き剤、苗木等が販売されていました。   
ちょっとした小道もあり、ハーブが植えられていました。

特にレストランでは、ハーブをふんだんに使ったランチや
様々な種類のハーブを一望できる場所もあり、
ゆったりとした時間を過ごすことができます。



バジルが練りこまれたパスタ
ルッコラセルバチコがパスタを引き立てていました。
ハーブティーももちろん農園自家製です!



ハーブはハウスで栽培されていました。
露地栽培だと思っていたので、ハウスで大切に育てていることに驚きました。

今回伺った際には、
バジル・ルッコラ・イタリアンパセリ・セルフィーユ・ペパーミント
栽培されていました。



今生産量が一番多いのは「ルッコラ」
10棟中5棟がルッコラだそうです。

ルッコラは種から育てて出荷できるくらいの大きさに育つまで、
2週間ほどかかります。
発芽した頃の葉は、タンポポのような形です。
それから一週間ほどして、
ようやくまつのでよく目にするルッコラの葉の形になります。



ルッコラの花。初めて見ました。
でも、花をつけると葉がかたくなり、美味しくありませんでした。



育てていて一番困ることを聞いたところ
「害虫の被害が多い」ことでした。
農薬を少なめにして育てているため、害虫が寄ってきやすく、
夜盗虫・カミキリ虫 が特に多いそうです。

特に「夜盗虫(ヨトウムシ)」が食いしん坊で
虫の量によっては一晩でハウス一棟分が食いつくされてしまうそうです。
バジルが大好物のようで、特に大変と仰っていました。



一番育てるのが難しいハーブを聞いたところ
「バジル」と教えてもらいました。
もともと暖かいところが好きなため、温度調節が大変で
特に気温の低い冬は育てるのがとても難しいそうです。
「夜盗虫」にも狙われているし・・・



私が育てるなら、「イタリアンパセリ」
普段は葉しか見ないので、初めて花の蕾を見ました。
緑の蕾が開くと、白く花が咲くそうです。
可愛くて、育ててみたいと思いました。



「ボジリー」もいいなあと思います。
「青い」花は、レモン水につけると「ピンク」に変わるそうです。
今はイベントがあるときだけ収穫しており、
出荷はしていないそう・・・残念です。
とっても不思議でみんなにも教えてあげたいと思いました。


私は今、主に現場でお客様への荷物を作ったり、
出荷報告をしたりする業務を担当しています。
今回、実際に産地にも行ってみたいと思い見学に行ってきました。

今日、センターに戻ってバジルを見ると
今まで毎日見てきたのに
バジルの葉がとってもきれいだと感じました。


こんなにきれいな葉に育てるのは大変だろうな・・と
これまでとは違った見方になっている自分に気が付きました。


いろいろ学んで、作ることの大変さ、素敵さを
伝えることの出来る人になりたいと思いました。


by みさき


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