まつのベジタブルガーデン

福岡県【福岡県】幻のきのこ「博多すぎ茸」と最新の技!「冷凍きのこ」

野菜・果物品目レポート

こんにちは。熊本県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの佐藤真美です。

11月2日、松野社長の福岡視察で、福岡県の南西部に位置する大木町へ同行させていただきました。大木町は日本有数のきのこの産地としても有名な町です。

その大木町の視察先として訪れたのが「農事組合法人ドリームマッシュ」様。こちらでは、 ぶなしめじ・えのき茸・エリンギ・椎茸・アスパラガスなどの農産物を生産、加工、販売されている会社です。特に幻のきのこ「博多すぎ茸」、そして、常識を覆す冷凍加工技術の「冷凍きのこ」に驚きました!
幻のきのこ「博多すぎ茸」とはどんなきのこなのでしょう?

これが、「博多すぎ茸」です。
天然物は春と秋しか採れない珍しさとその美味しさから「幻のきのこ」と言われています。傘は濃い茶に白い斑点があり、見た目にもかわいらしい姿です。また、福岡県でしか栽培されていない貴重なきのこだそうです。しかし、ドリームマッシュさんでは年間を通して栽培をされています。

さっそく試食させていただきました!博多すぎ茸を炒めて塩で味付けしたものです。
 すこしヌルっとした食感に加えシャキシャキとした歯ごたえ…。ナメコとシメジを合わせたような感じです。「博多すぎ茸」はなめこと同じスギタケ属に分類されるので、ヌルっとした食感が味わえるとのこと。栄養成分も豊富で、鉄分、ビタミン類などや、骨を丈夫にする効果が期待できるエルゴステールといわれる成分も含まれたきのこです。

おすすめの食べ方は、炊き込みご飯やチャーハン、和え物、炒め物、汁物、グラタンなど!博多すぎ茸の旨みも加えられいつもとは違ったおいしさで、料理を楽しめます。

そして、さらに!ドリームマッシュさんのもう一つのすばらしいところ!それは、冷凍加工技術です。

きのこ専用の特殊凍結技術で
・細胞が壊れない
・破損が少ない
・霜が付かない
というのが特徴で、さらに、驚いたことに、冷凍したほうが味が増すとのこと。

こちらも試食をさせていただきました!冷凍のきのこ類をスープにいれたものです。
生鮮のきのこのようにシャキッとしており、冷凍したものとは思えないおいしさです!

ドリームマッシュさんの冷凍きのこは、カットされたものが袋に入っており、解凍不要で凍ったまま料理にそのまま使えます。そして、1年間も冷凍保存できます。

きのこといえば、乾燥したものの方が旨みが増していいのではないか?と思いがちですが、こちらの冷凍きのこは瞬間凍結なので、おいしさそのまま!お値段も安価で、戻す工程もないので、出荷先でも喜ばれているとのこと。レストランや学校給食などにお届けされているそうです。

この冷凍きのこには、松野社長もびっくり!まつのでは、乾燥ベジフルの商品化にも取り組んでおり、日頃から多方面での情報収集に取り組まれていらっしゃる社長も、このきのこの冷凍技術には大きな関心を寄せていました。

こちらの工場では年間約580トンの出荷をされており、九州だけでなく、関東、北海道へも販売されています。「博多すぎ茸」そして「冷凍きのこ」一度ご賞味くださいませ。
http://dreammush.weberow.jp

さて、きのこということで、手に入りやすい椎茸を使って椎茸トーストを作ってみました。

バゲットにバターを塗り、スライスした椎茸乗せ、粉チーズやナッツ類をふりかけて、トースターで約3分!秋の味覚を簡単に味わってみて下さいね!

熊本県のまつのベジフルサポーター、野菜ソムリエの佐藤真美でした。

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