社員インタビュー

西村淑識Hidesato Nishimura

営業本部営業部
2017年・中途入社

劇団の大道具出身。人と話して何かをつくり上げる面白さは同じ

学生時代は演劇に興味があり、劇団に所属していました。といっても役者ではなく大道具。みんなでわいわい話しながら、身体を動かして何かをつくるのが好きだったんです。

卒業後はそのまま劇団員になり、その後、宣伝の仕事に興味がわいて映画配給会社に移り、知人の誘いでクリニックに宣伝スタッフとして転職。そこが事情で閉院することになり、次は「食」に関わる仕事をしたいと思い入社したのがまつのです。

演劇や映画は人を喜ばせる仕事。クリニックは人を癒す仕事。「食」は、美味しいものを食べながら話せば会話も弾む、コミュニケーションに欠かせないもの。どの仕事も「人」を感じるところに惹かれたのだと思います。

今は営業としてお客様を担当し、商品のお問い合わせへの対応や、仕入れ先とお客様との間でのさまざまな調整ごと、新店がオープンする際には配送部門と連携して、納品・配送の段取りを整えることなどを担当しています。

といっても野菜の知識ゼロ、営業経験もゼロからのスタートで、ようやく3年目。まだまだわからないこと、できないことも多く、先輩の方々に一つひとつ教わりながらの毎日です。でも、できないからやらせないのではなく、任せて伸ばすのがまつの流。経験が浅い僕にも自由にやらせてくれ、危なそうだったら声をかけて助けてくれる。見守ってくれる深い懐のなかでやらせてもらっていることを感じます。

経験が浅い分、とにかくフットワーク良く、元気に動き回ることを意識しています。人と話すことが好きなので、担当店にはマメに顔を出して料理長の話をとにかく聞く。野菜の名前や料理法などを実践で覚えています。好奇心が強い人には面白い仕事だと思います。

「お客様が欲しいものを、欲しいだけ、欲しいときに、欲しい場所にお届けする」ためにどうするか。品物を確保するだけでなく、品質、価格、配送・・・など、調整することがさまざまにあります。Aという解決方法ではだめでも、Bという方法がある。

商品部や配送部と連携をとりながら、「こうしてはどうか」「こうやったらできるのでは」と話し合ってお取り組みを形にしていくのは、劇団でわいわいと大道具を形にしていったときと似た感覚。業界や職種が違っても、働く根っこは変わりません。

ある1日の流れSchedule

毎朝定例の5分間清掃の後、仕入れ先様にお客様指定商品の在庫報告をメール配信。特殊品・指定品は在庫管理も営業の大切な仕事。

午前中

上司から引き継いだお客様の店舗様にご挨拶回り。営業の役目はお客様のお話を「聴く」こと。お店の様子など五感で得るすべてをヒントにご要望やお困りのことを探る。

午後

調味料・グロッサリー等の仕入れで提携する卸会社と打ち合わせ。

夕方

メールチェック。お客様ご依頼のサンプル品の出荷手配。夜勤帯の出荷部門に指示書を作成し引き継ぐ。

メッセージMessage

未経験の場合は、チェーン業態ではなく個店のお客様の担当からスタートします。まずは、先輩と一緒に店舗の方へご挨拶。「こんな商品はないか?」などお問い合わせに対応することが第一歩ですが、それも最初は社内に右から左に伝えることしかできません。先輩方は皆そこはわかっていて「いつまでご使用? 使用方法は?」など不足している部分まで指摘してくれながら、情報を返してくれます。それをお店にお伝えし、商品が採用になり・・・という場数を重ね一つひとつ身につけていきます。お客様の信頼を得るには、経験・知識を蓄積することが必要です。蓄積したことは確実に自分の力になります。まつのの先輩方の胸を借りるつもりで、一緒に頑張りましょう。