<< 前のページへ シニア野菜ソムリエmiwa - まつのスタッフ日記の記事 次のページへ >>
2010年 12月 11日 (土)

新宿市場見学 12月第1週

by シニア野菜ソムリエmiwa

12月の第1週、新宿市場レポートです。



新宿に市場があるとは、
意外と知られていないようですね。

他の市場と違い、
ターレやフォークリフトなどが行き来していないので、
人の往来だけで、とても安心して見る事ができました。



年に1度、おせち料理でお目にかかる、不思議な食材、
慈姑(クワイ)の姿が目立ちました。

日本では平安時代に中国から伝わり、
「芽が出る」縁起の良い食べ物と言われています。

アクが強いので、含め煮にするのが一般的ですが、
このようにドッサリあると、
何か、おせち料理の含め煮以外のお料理もどうかしら?
と考えてしまいますね。



そして、春先取り!

豆類の姿も見られるようになりました。

左からグリーンピース(実えんどう)ソラマメモロッコインゲン

このキレイなグリーンを見ているだけで、
気分が華やぎます。



こちらは干し大根
お漬物に煮た、大根の美味しそうな香りが
辺りに充満していました。

干し大根は大変貴重だそうで、
きっと、セリでは高値がつくのでしょう!



色の濃い紫キャベツ
市販のキャベツの千切りサラダでは、よく見かけますが、
なかなか丸ごと1個、スーパーで売られているのは見かけません。

5個も入っていると迫力がありますね。



こちらは安納芋2種。

左が外皮は白く、中はオレンジ色のもの。

右が外皮が赤く、中が黄色のものになります。



赤い外皮の安納芋の写真です。
キレイに洗うと、赤い外皮がよくわかります。
そして加熱して中をのぞくと、普通のサツマイモよりも、
黄色が濃く出ます。

なかなかホックリと甘い食感でした。

新宿市場の卸は、東京新宿ベジフル
一社だけで成り立っており、
他の市場に比べ、中卸や、小売の店舗も少数派です。

市場によって、趣が違うのも、見学する楽しみの一つとなりました。


<< 前のページへ 次のページへ >>









RSS