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2009年 11月 19日 (木)

トキタセメンティイタリア設立記念

by ししまる

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昨日までの好天がうそみたいな土砂降り!
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畑も一部水浸しになってます!一歩踏み外すとずぶずぶと・・・大変!
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娃々菜のスティックサラダです。甘くてシャキシャキ、後味はさっぱり!
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大人気のトマトベリー。ハート型の実がとってもかわいいですね!デザートとしても最高です。
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トマトベリーを使ったタルトは絶品!
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チーマ・ディ・ラーパ
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ラディッキオロッソ
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フェンネル
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フェンネルの炒め物
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サラダミックス
11/11(水)にトキタ種苗が開催する
「トキタセメンティイタリア設立記念」に参加致しました。

日本の種苗メーカーとして先駆けて、
イタリアに子会社を設立したトキタ種苗が、
創業90年余年の開発力を生かし紹介するイタリア野菜のセレクション。

日本の風土気候に合わせた品種改良から、おいしい食べ方までを提案するプロジェクト
「GustoItalia」(イタリアを食べよう)。

毎年埼玉県の大利根研究農場で行われている
トキタ種苗のイベントには
まつの社員、協力産地、お客様と連れ立って例年参加しておりますが
なんと今年は10年ぶりと言われる程の土砂降り。
トキタの社員さん達が各所で水かきをしているような状況で
圃場も浸水しかけているほどでした。
そんな天気の中でも農業関係者、食品流通関係者達がたくさん来場して熱気あふれるイベントとなっておりました。
後に判明した事ですが今年のメンバーの中に強力な雨男雨女が二名いたそうです。
気温も寒くびしょぬれになりながらも今年入社の新入社員達は初めて目にするような珍しい野菜に、目を輝かせて元気一杯見学していました。

研究圃場には色々な野菜が栽培されており見ていて勉強になります。
今年は天候がよかったせいでどの作物もとても大きく育っていました。

トキタと言えば色々なユニークな商品、ネーミングで有名ですが・・・
「娃々菜(わわさい)」「トマトベリー」が最近では特にヒットした商品ではないでしょうか。

「娃々菜」
使い切りサイズ、小売りにはちょうどいい大きさです。
えぐみもなく、サラダなどの生食用にも向いています。
ちなみにパッケージの筆文字は社長の時田さんの直筆です。
この商品を商品化した時に
「どうしても筆文字で書きたい!」という時田社長の強い意向でこのパッケージになったそうです。

「トマトベリー」
なんと言ってもこのハート形が特徴。
トマト臭さがなく、肉厚で食感もやわらか。
やさしい甘さはパウンドケーキなどのデザートとしても合います。
生地にも練りこんであり、とまとの酸味が良いアクセントに。

「チーマ・ディ・ラーパ」
イタリアの菜の花。カブの葉と蕾を食します。
苦味が少なく、独特の風味で日本の菜の花とは一味違います。
軽く炒めるだけで、香りが立ちます。
まつのでも群馬県の畑で少量栽培しておりますが
個々のところなかなかの人気です。






「ラディッキオロッソ」
グリーン・紫・白との色合い、艶やかで美しい。
畑の宝石ですね。






「フェンネル」
セロリほど香りは強くなく、甘い香りでみずみずしく、生でも頂けます。
試食コーナーではフェンネルのサラダと炒め物をいただきました。
生で食べると・・・ちょっと香りと風味が強すぎて好き嫌いがはっきりと分かれる感じですが、
炒めた物は香りもまろやかになって甘みも出ていました。
しょうゆとの相性も良く、とても身近に調理できる野菜であることに気づきました。









アブラナ科サラダミックス・・・種がすでにミックスされているのでガーデニングとしても映えます。


その他にも
赤サラダからし菜・・・・葉先が細かく枝分かれしており、細くて美しい。サラダバーにオススメ。

圃場を見ながらトキタの社員の方のお話をお聞きし
例えばホウレン草一つとっても、栽培地域の土壌・気温・時期(6月〜8月はA種・9月〜12月はB種というように)
によって種を選定し、定植するということを恥ずかしながら初めて気付きました。

ここ最近の異常気象にも対応するために、日々品種改良を行い、
一つの品種に対して10年・20年単位での気の遠くなるような地道な研究が、
今の、今後の青果業界に刺激を与え続けてくれるのだと実感しました。

開発された種を栽培する生産者の方、消費者に伝え流通させる私達。

トキタの方々はどの方も非常に熱心に説明してくれました。

この思いを消費者の方々にしっかりと伝えていかなければいけないと強く思いました。


参加したまつの社員の感想

◆大山さん
トキタ種苗のイベントに参加させていただき、
いろんな種類の野菜を知ることができました。
また、試作途中の野菜もあり、とても興味が湧きました。
中でも、レタスミックスというものがあり、袋の中にいろんな種類のレタスの種が入っていました。
サラダ用に開発しているもので、一つの袋で様々な種類のレタスを育てることができるというものでした。
スーパーやホームセンターなどで売られているものは、
レタスなら一種類の種しか入っていません。
家庭菜園などで野菜を育てる際、一つの袋に対して一種類の種しか入っていないため、
種の袋を買う時、いろいろ考えて選別しなくてはなりません。
しかし、一つの袋にいろんな種類の野菜が入っていれば、
違う種類のレタスの種を買わなくても済むと思います。
その他、野菜を育てるまでの楽しみが増えると考えます。
今回、ほとんど見かけない野菜を見たり、
試食させていただいたりしましたが、また機会があれば、是非参加したいと思います。


◆島さん
トキタ種苗の農地には露地、ハウスがあって野菜や花のいろいろな品種が所狭しと植えてありました。
見たことのない品種が沢山ありましたがなかでも、
『キャベツ』で
凄く大きな(4キロくらいありそう)大玉と言う品種や
逆にとても小さい(野球玉くらい)ミニキャベツと言うのもありました。
今回メインのイタリアの野菜は見た目もユニークなものが多くて
ガーデニングにしてもキレイなんじゃないかなと思いました。
トキタ種苗さんからイタリア野菜の種が普及して、
日本でもいっぱい出回るようになったらいいなと思いました。



普段見る農場とはまた違った雰囲気の研究農場は
生産者の観点から以外にも色々勉強になります。
こういった機会で得た知識経験を日々の業務に活かしていければと思いました。

また来年も何かイベントがあると思いますがぜひ参加したいと思います。


☆過去のイベントの記事はこちら

http://www.matuno.co.jp/blog/blog.cgi?n=1&category=04

http://www.matuno.co.jp/blog/blog.cgi?n=249&search_word=%83g%83L%83^%8E%ED%95c%8A%94%8E%AE%89%EF%8E%D0


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