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2014年 1月 19日 (日)

まつの情報0119

by 商品部

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     ま つ の 情報  −2014.01.19−
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■ニュース━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
1月20日は大寒。
一年のうちで一番寒い時期。
日本も寒いのですが、アメリカではもっと寒〜い寒波に覆われました。
少し前になりますが、南部から東部の一帯を大寒波が覆い、
各地で記録的な寒さとなりました。
噴水が凍りついていたり、燃料が凍って飛行機が飛ばない等の報道も
記憶に新しいと思います。

この寒波、この先の出荷メインになる
オレンジ・レモンの産地カリフォルニア
グレープフルーツの産地フロリダ
でも広い範囲で被害をもたらしている模様です。


今回の寒波は今までの物とは異なり、
非常に低温の日が連続的して長く続いたのだそうです。

こちらは、2年前の広島のレモンの冷害の状況です。
一定温度以下の寒さにさらされると、葉が縮み
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果実も凍結。 凍結した果実はその後、
水分が飛んでしまう「スアガリ」という状態で

ジュース分がなく中身がスカスカになってしまいます。


この状態が、アメリカ
オレンジ、レモン、グレープフルーツ
でも起こっている状況です。

現地の情報に戻ります。

【オレンジ・レモン】〜カリフォルニア〜
いくつかの現地パッカー、グロアーの状況を総合すると、
セントラルカリフォルニア地域で冷害の被害を受けたオレンジ(ネーブル)
は40%程度という見方。

被害を受けたものは、今後スアガリ果となり、軽量、ジュース(果汁)
の不足等の品質不良に見舞われる見込みです。

現地では、畑すべてを生食用としてではなくジュース用の加工向け
切り替えてしまった所がいくつもあるそうです。
選別を強化すると、出荷可能な果実が減ります。
また、外見からは判断しにくいスアガリ果。

海外に出荷した際のリスクを考えると、リスク回避のために、
アメリカ国内市場中心の出荷となる事も考えられるそうです。
このことから、
2月以降の品質の不安定と、日本への入荷量の減少は免れません


【グレープフルーツ】〜フロリダ〜
グレープフルーツの果実が冷害により影響が出る時間と温度
摂氏−2℃が4~6時間以上。
なのだそうです。
幸いにして、この温度帯にはなっていない為、オレンジやレモン等
カリフォルニア産地のような状況までには至らないのでは、
という見方もありますが、
あくまでも見解の一つ。今後の気温の変化には注意が必要
すでにカリフォルニアで寒波の被害が出ているので、フロリダの
生産地区への寒波到来は避けたいと願うのみ。とのことです。

更に、カリフォルニアでは、
100年のうちで最悪規模の干ばつに直面していると非常事態宣言
が出されたほど、雨・雪が少なく干ばつ状態にあります。
カリフォルニアから日本に届く野菜や果物は多く、
トレビスセロリ・ブロッコリーぶどう類
ハネジューメロンラズベリー等が入荷しております。
今後これらの農産物にどのような影響が出てくるのかなど、
輸入商社や現地の情報が入り次第ご報告をさせていただきます。

■商品情報━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

■苺(イチゴ)
今まで小粒の品物が少なくご迷惑おかけしておりましたが、
小さいサイズも入荷が増えて来ています。


全体的な状況としては、寒さでゆっくりと成長をしていますが、
数量が減少するなどの影響は出ておりません。

大粒と小粒、飾り用とケーキの中に挟み込む用等と、
用途によって使い分けていただくのもよいかと思います。
お手頃になってくるので、是非デザートだけではなく
季節のドリンクメニュー
などにもご利用ください。


もちろん大きいサイズ(2Lサイズ)等の取り扱いもございますので
お気軽にお問い合わせください。


あまおう等品種のご指定がある場合も、事前にご連絡を頂けると幸いです。




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