「節分」とは、本来季節を分ける節目を 指しており、立春・立夏・立秋・立冬の 前日の日で1年に4度ありました。 年が明けて一番近い立春に厄や災難を 祓い清める風習が広まり、室町時代には 豆をまき、鬼を追い払ったそうです。
近年では見かけることが少なくなりまし たが 、鬼払いに家の玄関や門に 柊に鰯 の頭を刺して飾っていたものです。柊の 棘で邪鬼を祓い、鰯の焼いた臭い匂いで 鬼を寄せ付けないなど、さまざまな節分 説があります。我が家も子供たちと柊に 鰯の頭をさしたものを作りました。
さぁ、鰯を焼いて、節分ランチはいかがでしょうか。
豆をまくこと1つとっても地域によって さまざま。 一般的には炒ったお豆をまきますが、北海道や東北地方などでは 殻付きの豆、落花生をまいている地方もあります。 豆まきを行い、数え年の数の豆を 食べて、その年の無病息災を願います。
我が家の大黒柱の仕事始めのお弁当。鬼を食べて鬼退治!主人の厄祓いができるようにお弁当に願いを込めて。
ニンジンの角を付けた赤鬼と青鬼を作り、ウィンナーで横に左右交互に切れ目を入れて焼き、金棒をイメージ。卵焼きは鬼のパンツ、りんごの豆マスにお豆を入れ、水菜は柊、小魚は鰯を表現しました。可愛いキャラ弁ですが、鬼嫁が作ったものですからね。そもそも私より怖い鬼は居ない!?のが現実でございます(笑)
子供たちには可愛いらしく、 恵方ロールはいかがでしょうか。
いろいろな野菜を入れた恵方ロールも。鬼のパンツをイメージした模様はほうれん草をミックスした生地で作り、 枝豆を混ぜたり、ノリをしましまに 貼り付けたりして簡単に作れます。
夕食には、ちょっと豪華な恵方巻はいかがでしょうか?お肉好きには「ローストビーフ恵方巻き」
炊きたてご飯に、生の刻みパセリを切るように和えながら冷まし、一度ご飯だけを、巻きすで巻き、ローストビーフをのせて、ブロッコリースプラウトをトッピングし、食べる直前にタレを付けます。
お料理を楽しみながら「節分」について、豆をまく前に友人や家族と話題にしていただけたら嬉しいです。
寒さ対策をして、お風邪などひきませんようにご自愛くださいませ。
東京都のまつのベジフルサポーター
野菜ソムリエ
食育インストラクター
大内 優紀枝でした。